■昭和 戦後U編■
1976年
昭和51年 |
 2月、鴫満則が、モンブランのバレンバ・フェース・マジョール冬期単独初登攀 |
◆1月9日、中国の周恩来首相死去
◆2月4日、ロッキード事件表面化
◆4月5日、中国で天安門事件
◆4月27日、四畳半裁判で、作家・野坂昭如に有罪判決
◆7月2日、南北ベトナム統一
◆7月27日、ロッキード事件で田中角栄前首相逮捕
◆7月28日、中国・唐山地震
◆9月6日、ソ連軍のミグ25が函館空港に亡命
◆9月9日、毛沢東中国国家主席死去
◆10月10日、具志堅用高が世界ジュニアフライ級チャンピオン奪取
◆10月12日、中国四人組逮捕 |
 3月、鴫満則がモンブランのバレンバ・フェース・ポワール冬期単独初登攀(冬期第2登) |
 ●春、イギリス・ネパール陸軍登山隊が南東稜からサガルマータ(エベレスト、8848m)に登頂 |
 ●春、アメリカ隊が、南東稜からサガルマータ(エベレスト、8848m)に登頂 |
 5月8日、植村直己がアラスカ・コッビューにゴールし、北極圏12000キロの単独イヌ橇行を達成 |
 5月11-14日、山岳同志会隊(隊長:小西政継)の隊員13名、シェルパ3名が、垂直に極地法を用いてジャヌー北壁(7710m)に初登攀。アルプスで凍傷のため足の指を失った小西政継がヒマラヤでの復活 |
 7月、植村直己が、ソ連領(当時)・コーカサスの広域ヨーロッパ大陸最高峰エルブルーズ(5633m)に登頂(エルブルーズを欧州最高峰とする場合、5大陸最高峰全登頂) |
 日本山岳会隊(隊長:鹿野勝彦)が、インドのナンダ・デヴィ(7816m)東西両峰を初縦走。エベレストで凍傷のため足の指を失った加藤保男がヒマラヤでの復活を果たす |
 日本チャンガバン登攀隊(隊長:戸田直樹)が、インドのチャンガバン(6864m)南西岩稜を初登 |
 ●ラインホルト・メスナーとブーレ・エルツが、アラスカのデナリ(マッキンリー、6194m)南西壁の新ルート初登攀 |
  10月12日、日本・イラン合同隊が、マナスル(8163m)の秋季初登頂に成功 |
1977年
昭和52年 |
 2月、長谷川恒男が、ヨーロッパアルプス・マッターホルン北壁冬季単独初登攀に成功 |
◆1月4日、青酸コーラ事件
◆7月1日、領海12海里、経済水域200海里施行
◆8月7日、有珠山爆発
◆8月12日、中国が「四つの近代化」路線へ軌道修正
◆9月3日、王貞治がホームラン世界記録樹立
◆9月9日、沖永良部台風
◆9月28日、連合赤軍ハイジャック事件 |
3月30日、東京都立航空高専山岳部パーティが、中央アルプスで雪崩により遭難(後日、引率教師の責任を追及する訴訟へ発展) |
 5月、明大隊の近藤芳春が、ヒマラヤの鋭峰・ヒマルチュリ(7893m)で滑落し死亡 |
 ●7月25日、中国国家体育運動委員会「八・一」登山隊/チベット登山隊の合同隊が、天山山脈の主峰トムール峰(7443m)に初登頂。第一次アタック隊11名登頂、第二次アタック隊17名登頂 |
 8月8日、日本山岳協会隊(隊長:新貝勲)の中村省爾、重広恒夫らが、世界2位の高峰K2(チョゴリ、8611m)に南東稜(イタリア稜)から登頂(イタリア隊に次ぐ23年振りの第二登)。翌9日、さらに4名が登頂 |
 ●9月、韓国隊が、南東稜からサガルマータ(エベレスト、8848m)に登頂 |
1978年
昭和53年 |
 3月9日、長谷川恒男が、ヨーロッパアルプス・アイガー北壁の冬季単独初登攀に成功 |
◆4月4日、後楽園球場でキャンディーズ解散コンサート
◆5月20日、新東京成田国際空港開港
◆6月、福岡で深刻な水不足。年末まで給水制限
◆6月12日、宮城県沖地震
◆7月25日、作曲家・古賀政雄死去
◆8月12日、日中平和友好条約調印(10月23日、批准書交換・発効)
◆12月15日、米中国交正常化発表 |
 3月、鴫満則、秋子夫妻が、マッターホルン北壁を登攀。秋子は女性として冬季初登攀 |
 ●ラインホルト・メスナーとコンラート・レンツラーが、キリマンジャロ(5895m)のブリーチ・ウォール初登攀 |
 4月27日、日本大学桜門山岳会隊(隊長:池田錦重、隊員9名、サポートのエスキモー)が、日本人初の北極点到達 |
 4月30日、植村直己が、イヌ橇「オーロラ号」で北極点単独到達に成功(途中で飛行機による補給をうける) |
◆5月11日、槍ヶ岳に遭難救助に出動した自衛隊のヘリコプターが、強風で槍岳山荘の屋根に墜落 |
 5月12日、植村直己が、グリーンランド北端モーリス・ジェサップからグリーンランド縦断に出発(8月22日、グリーンランド南端のヌナタックに到達) |
  ●5月8日、オーストリア隊が、サガルマータ(エベレスト、8848m)に登頂。ラインホルト・メスナーとペーター・ハベラーは、無酸素で登頂(無酸素第二登) |
 ●アメリカ隊が、K2(チョゴリ、8611m)に北東稜からイタリア稜を経て登頂(第三登) |
 ●8月9日、ラインホルト・メスナーが、ディアミール壁からナンガ・パルバット(8126m)に無酸素で単独登頂 |
  ●秋、西ドイツ・フランス合同登山隊が、南東稜からサガルマータ(エベレスト、8848m)に登頂 |
 10月16日、明大隊(隊長:河野照幸)が、アンナプルナ南峰(7219m)に未踏の南西稜から登頂 |
 10月、群馬県山岳会隊の山田昇ら5名が、ダウラギリI峰(8167m)に南東稜から登頂。しかし、2度の事故により隊員4名が死亡 |
 ●ラブ・キャリントンらイギリスの4名パーティがアルパインスタイルでジャヌー(7710m)に登頂 |
 12月31日、立川女子高山岳部隊(遠征隊長:村井弘校長、登山隊長:高橋清輝教諭)が、ヒマラヤのゴーキョ・ピーク(5831m)に登頂。(立川女子高山岳部第三次海外遠征) |
1979年
昭和54年 |
 1月、鴫満則がモンブランのバレンバ・フェース新ルート、グラン・クロワール冬期初登攀 |
◆1月1日、米中国交回復
◆1月13日、初の国公立大学共通一次試験実施
◆1月17日、第二次オイル・ショック
◆1月26日、三菱銀行北畠支店に猟銃男が立てこもる
◆2月11日、イラン革命
◆3月26日、イスラエル・エジプト平和条約調印
◆3月28日、米国スリーマイル島原発事故
◆3月、インベーダーゲーム流行
◆「口裂け女」のウワサ流布
◆6月6日、元号法成立
◆6月18日、SALT II調印
◆6月28日、東京サミット開催
◆7月、ソニーがウォークマン発売
◆10月26日、韓国の朴大統領暗殺
◆10月28日、御嶽山が有史以来初の噴火
◆11月4日、イランで米国大使館占拠事件
◆12月27日、ソ連軍アフガニスタン侵攻 |
 ◆2月、植村直己が、イギリスの「バラー・イン・スポーツ賞」を受賞 |
 3月4日、長谷川恒男が、ヨーロッパアルプス・グランドジョラス北壁の冬季単独初登攀に成功<三大北壁の冬季単独登攀を完成> |
 ●5月、ユーゴスラビア隊が、サガルマータ(エベレスト、8848m)に南東稜から登頂 |
6月23日、静岡市・竜爪山で開催された国体山岳競技東海地区予選会で、静岡県立掛川西高山岳部チームの渡辺宏が、競技中に日射病で死亡。競技ルールや大会運営のあり方が問題となる |
 ●イタリア隊のラインホルト・メスナーとミヒェル・ダッハーが、無酸素でK2(チョゴリ、8611m)にアブルッツィ稜からイタリア稜を経て登頂 |
 早稲田大隊(隊長:大谷映芳)が、カラポシ(7788m)北稜に初登頂 |
 ●10月、西ドイツ隊がサガルマータ(エベレスト、8848m)に南東稜から登頂 |
◆11月12日、環境破壊等の理由で反対運動が絶えない中、南アルプス・スーパー林道が開通 |
 ◆中国政府がヒマラヤ北面・チベット側からの登山を解禁 |
1980年
昭和55年 |
 ◆ネパール政府が、ヒマラヤの冬季登山を解禁 |
◆1月16日、大麻所持によりポール・マッカートニーが成田空港で入国時に逮捕される
◆1月18日、防衛庁機密漏洩事件で、宮永幸久元陸将補ら逮捕
◆5月18日、セントヘレンズ山大噴火
◆5月18日、韓国で光州事件
◆6月、気象庁が関東地方で降水確率予報を開始
◆6月12日、大平正芳首相が急死
◆7月19日、モスクワ五輪(ソ連のアフガン侵攻に抗議し、米国、日本等は不参加)
◆8月19日、新宿バス放火事件
◆9月9日、イラン・イラク戦争(1989年終結)
◆10月5日、日本武道館で山口百恵引退コンサート(11月19日結婚)
◆11月29日、金属バット殺人事件
◆漫才ブーム
◆ルービックキューブ流行 |
 ●2月17日、ポーランド隊(隊長:ザワダ)のチヒ、ビエリツキー両隊員が、サガルマータ(エベレスト、8848m)南壁の新ルートから冬季初登頂 |
 2月、森田勝が、グランド・ジョラス・ウォーカー稜を登攀中に墜落死 |
 2月、鴫満則が、モンブランのフレネイ中央岩稜の冬期単独初登攀に成功(冬期第3登) |
 ●3月、オーストラリアの登山隊が、「ヒマラヤ登山の日本隊はヒマラヤをゴミで汚している」とインド登山財団に抗議 |
 5月3日、日本山岳会隊(総隊長:西堀栄三郎/隊長:渡辺兵力)の加藤保男が、北稜からチョモランマ(エベレスト、8848m)に登頂(北稜第三登/世界初の南北両側の登頂者となる)。10日には、重廣恒夫と尾崎隆が北壁からの初登攀に成功 |
 ●5月、ポーランド隊がサガルマータ(エベレスト、8848m)に南東稜から登頂 |
 ●5月、スペイン隊がサガルマータ(エベレスト、8848m)に南東稜から登頂 |
 5月、山岳同志会隊(隊長:小西政継)が、カンチェンジュンガ(8586m)に北壁から登頂。隊員6名とシェルパ3名が無酸素で登頂 |
 8月13日、植村直己、松田研一、阿久津悦夫が、南米最高峰アコンカグア(6959m)に登頂(厳冬期第2登) |
8月14日、富士山砂走り登山道で大規模な落石が発生し、死者12人、重軽傷者31人の惨事 |
 ●8月20日、イタリアのラインホルト・メスナーが、チベット側ノートン・クロワールからチョモランマ(エベレスト、8848m)に無酸素・単独登頂(単独では初登) |
 女子登攀クラブ隊・田部井淳子が、アフリカ最高峰キリマンジャロ(5895m)に登頂 |
 北海道大学隊が、バルンツェ(7220m)厳冬期初登頂 |
12月26日、逗子開成高校山岳部6人パーティが、唐松岳・八方尾根で遭難。全員が死亡 |
1981年
昭和56年 |
◆昨年末からの大雪で、9道県で登山者が大量遭難。1月7日時点で49人が遭難し29人が死亡 |
◆2月23日、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世来日
◆3月20日、神戸ポートピア'81開幕
◆4月9日、米原潜・日昇丸あて逃げ事件
◆4月、ノーパン喫茶が流行
◆6月15日、パリ人肉事件
◆6月、深川通り魔殺人事件
◆9月8日、湯川秀樹博士死去
◆10月28日、ロッキード事件法定で榎本美恵子「蜂のひと刺し」証言
◆11月13日、沖縄で新種のヤンバルクイナが発見される
◆12月8日、福井謙一ノーベル化学賞受賞 |
 1月、日本冬季エベレスト隊(隊長:植村直己)の竹中昇がルート工作中に遭難し、登頂を断念 |
 2月、鴫満則・秋子夫妻が、モンブランのプトレイ大岩稜(グラン・ピリエ・ダングル)北壁ボナッティ・ザッペリ・ルート登攀(冬期第3登) |
 5月9日、日本ヒマラヤ協会・日本カンチェンジュンガ遠征隊の山田昇らが、カンチェンジュンガ主峰(8586m)に登頂。しかし、当初計画されていたヤルン・カン側への縦走は断念 |
 5月、北海道山岳連盟隊が、ミニア・コンカで大量遭難。隊員8人全員が滑落死 |
 6月、禿博信が、アルパイン・スタイルでダウラギリI峰(8167m)に無酸素単独登頂(8000m峰の無酸素単独登頂は世界で二人目) |
 長谷川恒男が、南米最高峰のアコンカグア(6959m)南壁の冬季単独初登に成功 |
 日本ヒマラヤ協会隊が、ナンダカート(6611m)で雪崩により遭難。7名が死亡 |
 ●ラインホルト・メスナーとフリードル・ムッチュレヒナーが、シシャパンマ(8027m)北西壁の新ルートから初登頂 |
 早稲田大隊(隊長:松浦輝夫)の大谷映芳らが、K2(チョゴリ、8611m)の西稜を初登 |
 日本女子登山隊の田部井淳子が、シシャパンマ(8027m)に登頂(女性初、日本人初、田部井淳子3座目の8000m峰) |
 イエティ同人隊(隊長:吉野寛)が、アンナプルナ(8091m)に南壁の新ルートから登頂 |
 7月、鴫満則が、中国のコングール(7719m)へ北稜で遭難(9月15日、中国登山協会から登頂証明が発行された) |
 8月、第2次RCC隊(隊長:松本正城)の松本隊長が、インド・ヒマラヤのクン峰(7077m)に登頂。天候悪化で下山が遅れ、遭難死と思われたが6日後に自力下山 |
 10月14日、加藤保男、尾崎隆、富田雅昭が、マナスル(8163m)北東稜に無酸素登頂 |
1982年
昭和57年 |
 1月、長尾妙子と鈴木恵滋が、グランド・ジョラス・ウォーカー側稜を女性初の冬季登攀 |
◆2月8日、ホテル・ニュージャパン火災
◆2月9日、日本航空機が羽田空港手前で墜落事故。片桐機長の「逆噴射」が流行語になる
◆3月21日、浦河沖地震
◆4月2日、マルビナス(フォークランド)紛争勃発
◆6月8日、愛のコリーダ事件で無罪確定
◆6月22日、IBM産業スパイ事件で日立、三菱電機関係者逮捕
◆6月23日、東北新幹線開業
◆7月6日、中国・日本の歴史教科書の記述に抗議(8月3日に韓国も抗議)
◆7月23日、長崎水害。眼鏡橋が大水で流される
◆9月22日、三越・岡田茂社長解任、特別背任容疑で逮捕
◆11月11日、ソ連ブレジネフ書記長死去
◆11月15日、上越新幹線開業 |
 2月、市川山岳会ミニヤ・コンカ登山隊の菅原信と松田宏也が、ミニヤ・コンカ(7556m)で遭難。遭難者を置き去りにしたまま、数日後に登山隊は撤退したが、20日後に松田宏也が自力で奇跡の生還。菅原信は下山中に死亡 |
 ●2-5月、ラインホルト・メスナーが、1シーズンに8000m峰3山に連続登頂し、世界初のハットトリックを達成。カンチェンジュンガ(8586m)/ガッシャブルムII峰(8035m)/ブロード・ピーク(8047m) |
 4月、愛知県三河合同隊が、アンナプルナIII峰で雪崩により遭難。岡部政美が死亡 |
 5月、大分県山岳連盟隊がポーロンリ(7292m)に登頂。しかし下山中に和田実が死亡 |
 ●ソ連国家登山隊が、南西面から西壁を経る困難な新ルートから、サガルマータ(エベレスト、8848m)に登頂 |
●ダグ・スコット、アレックス・マッキンタイアー、ロジャー・バクスター・ジョーンズの3人が、南西壁からシシャパンマ(8027m)にアルパインスタイルで初登攀 |
 7-8月、立川女子高山岳部隊が、カナディアン・ロッキーのツインズ北峰(3683m)に登頂。(立川女子高山岳部第四次海外遠征) |
8月、黒部渓谷の黒部川鳴沢の岩屋でビバーク中の鵬翔山岳会11人パーティが、台風による土石流に遭い、7名が死亡 |
 8月、日本ヒマラヤ協会隊が、クン峰(7077m)で雪崩により遭難。勝山教孝が死亡 |
 8月、日本山岳協会隊(隊長:新貝勲、登攀隊長:小西政継)が、K2(チョゴリ、8611m)に北稜から無酸素で登頂(坂下直枝ら計7人が登頂。柳沢幸弘が下山時に滑落死) |
 9月、山岳同志会隊(隊長:湯田一男)の湯田隊長らが、マカルー(8463m)に無酸素で登頂 |
 10月、山田昇が、ダウラギリ I
峰(8167m)に北壁のペア・ルートから初登頂 |
 10月、市川山岳会捜索隊(5月にミニヤコンカで遭難した菅原信を捜索)の中谷武が、高山病で死亡 |
 10月、イエティ同人隊がアンナプルナで雪崩により遭難。赤松進と小野幹雄が死亡 |
 12月、日本ヒマラヤ協会隊の佐久間隆が、マナスル登攀中に転落死 |
 12月27日、イエティ同人隊の加藤保男と小林利明が、サガルマータ(エベレスト、8848m)の冬季初登に成功(加藤は三度目の登頂)。しかし、山頂近くでビバークし死亡 |
 北海道大学隊が、ダウラギリ(8167m)厳冬期初登頂 |
1983年
昭和58年 |
 ●アメリカ隊がチョモランマ(エベレスト、8848m)に東面の新ルートから登頂 |
◆1月7日、千葉大女医殺人事件
◆1月17日、中曽根首相「不沈空母」発言
◆NHK連続ドラマ「おしん」ブーム
◆4月15日、東京ディズニーランドオープン
◆5月4日、寺山修司死去
◆5月26日、日本海中部地震
◆6月13日、戸塚ヨットスクール事件
◆7月22日、島根県西部に集中豪雨
◆9月1日、大韓航空007便がソ連領内を侵犯し撃墜される
◆10月3日、三宅島雄山噴火
◆10月9日、ラングーン事件
◆10月12日、ロッキード事件で田中元首相に実刑判決
◆10月14日、東北大学で日本初の試験管ベビー出生 |
 京都大学西蔵高原学術登山隊(隊長:近藤良夫)の11隊員が、カンペンチン峰(7281m)に初登頂 |
 6月、登歩渓流会隊(隊長:国井治)が、ナンガ・パルバット南西壁で遭難。1名が死亡し、3名が負傷 |
 7月、福岡登高会隊(隊長:新見勲)が、ナンガ・パルバット南西壁で雪崩により遭難。3名が死亡 |
 7月、富山県山岳連盟隊がナンガ・パルバット(8126m)に北壁から登頂 |
 女子登攀クラブ隊(隊長:田部井淳子)が、鎖国していたブータンに外国人として初めて遠征。ジチュダケ峰に挑んだが登頂ならず。帰路、セプチュカン(5200m)に初登頂 |
 ●ライホルト・メスナー、ハンス・カマランダー、ミヒェル・ダッハーが、チョー・オユー(8201m)に登頂 |
 9月、エベレスト・ネパール側キャンプ地に山岳同志会隊(南稜、のち南東稜に変更)、イエティ同人隊(南東稜)、カモシカ同人隊(ローツェ)の3隊が同時に入山。
10月8日、山岳同志会隊、イエティ同人隊が同時にアタックし、5名が無酸素でサガルマータ(エベレスト、8848m)に登頂。イエティ同人隊のシェルパ1名と禿博信と吉野寛が下山時に遭難 |
 10月9日、カモシカ同人隊の山田昇らが、西壁からローツェ(8516m)に登頂。隊長の高橋和之は13日に登頂 |
 11月30日、プロスキーヤーの三浦雄一郎ら5名が、南極の最高峰ビンソン・マシフ(4897m)に登頂。下りはスキー滑降を行う |
 12月16日、ローツェ登頂に続けて、カモシカ同人隊の山田昇、尾崎隆、村上和也、シェルパのナワン・ヨンデンが、サガルマータ(エベレスト、8848m)に登頂(冬季第三登) |
1984年
昭和59年 |
 2月13日、植村直己が、デナリ(マッキンリー、6194m)に厳冬期単独登頂に成功。しかし、下山時に遭難 |
◆1月、三浦和義「ロス疑惑」
◆2月9日、ソ連・アンドロポフ書記長死去
◆3月18日、江崎グリコ社長誘拐(グリコ・森永事件)
◆7月28日、ロサンゼルス五輪(ソ連と東欧諸国がボイコット)
◆9月14日、長野県西部地震
◆10月31日、インド・ガンジー首相暗殺
◆11月、15年ぶりに新札発行
◆11月16日、東京世田谷で地下通信ケーブル火災 |
◆4月19日、故・植村直己が、国民栄誉賞を受賞 |
 ●ポーランドのW・クルティカとイェジ・ククチカのペアが、5ビバークを重ねブロード・ピーク北峰〜中央峰〜主峰の縦走を成功 |
 ●ライホルト・メスナーとハンス・カマランダーが、ガッシャブルムII峰〜ガッシャブルムI峰の縦走に成功 |
 5月、日本ネパール カンチェンジュンガ登山隊(総隊長:橋本龍太郎、隊長:鹿野勝彦)が、18〜20日、カンチェンジュンガ南峰〜中央峰縦走。19日には別のアタック隊員がカンチェンジュンガ主峰(8586m)登頂。12日には只野直孝が、主峰(7800m)直下からハンググライダーで飛行 |
  9月13-16日、日本ヒマラヤ協会・日本・インド合同カラコルム登山隊(日本側隊長:尾形好雄、インド側隊長:バルワント・S・サンドゥ)が、カラコルムの未踏峰マモストン・カンリ(7516m)に初登頂。登頂者は、山田昇ら日本隊員5名、インド隊員7名 |
 12月、日本山岳会・群馬県冬季アンナプルナT峰登山隊(総隊長:星野光、隊長:八木原圀明、登攀隊長:山田昇)が、アンナプルナT峰南壁イギリスルートに挑み、7200m地点で撤退 |
1985年
昭和60年 |
◆山梨県が「高山植物の保護に関する条例」を公布 |
◆2月13日、新風俗営業法施行
◆3月11日、ゴルバチョフがソ連共産党書記長就任
◆3月16日、つくば科学万博開幕
◆8月12日、日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山に墜落
◆9月19日、メキシコ大地震
◆11月29日、中核派による同時多発テロ |
 3月23日、女優の和泉雅子が北極点を目指して出発。5月22日、悪条件のため断念 |
 ●4月、ラインホルト・メスナーとハンス・カマランダーが、アンナプルナI峰(8091m)北西壁を初登攀 |
 ●5月、ラインホルト・メスナーとハンス・カマランダーが、ダウラギリI峰(8167m)を登攀 |
 7月24日、日本ヒマラヤ協会隊の山田昇が、南東稜からK2(チョゴリ、8611m)に無酸素登頂 |
 女子登攀クラブ隊(隊長:田部井淳子)が、ソ連邦・タジキスタンのコミュニズム峰(7495m)、コルジェネフスカヤ(7105m)、レーニン峰(7134m)に相次いで登頂 |
 京都学士山岳会・中国同志社大合同隊が、チベットのナムナニ(7694m)に初登頂 |
 京都大学隊がマサコン(7200m)に初登頂 |
 関西カラコルム隊の重廣恒夫らが、北稜からマッシャブルム(7821m)に初登頂 |
 9月17日、ウータン・クラブ隊(隊長:長谷川恒男)がチョモランマ(エベレスト)のノースコルで雪崩に遭い、石井慎一らが遭難 |
 10月3日、カトマンズクラブ・チョー・オユー登山隊(隊長:金沢健)が、チョー・オユー(8201m)に北西稜から無酸素で登頂。登頂者は三谷統一郎、中西紀夫、北村貢 |
 ●10月、インド陸軍登山隊がサガルマータ(エベレスト)東南稜で遭難。隊員4名が死亡 |
 10月、映画「植村直己物語」の撮影隊に参加した山田昇、名塚秀二らが、サガルマータ(エベレスト、8848m)に東南稜から登頂。山田は無酸素で登頂 |
 12月14日、山田昇と斎藤安平が、マナスル(8163m)にノーマルルートから無酸素登頂(冬季第二登)。山田は世界で5人目のハット・トリックを達成 |
1986年
昭和61年 |
1月2日、岩木山岳会の5名パーティが、岩木山でスキー登山中に雪崩により遭難。4名が死亡 |
◆1月28日、スペースシャトルが、発射直後に爆発
◆2月、葬式ごっこ事件。イジメによる子供の自殺が多発
◆2月26日、フィリピン・アキノ政権発足
◆4月1日、男女雇用機会均等法施行
◆4月11日、ハレー彗星が地球に最接近
◆4月26日、ソ連チェルノブイリ原発事故
◆5月4日、東京サミット
◆9月6日、社会党党首に土井たか子が就任(初の女性党首)
◆10月11日、レーガン米大統領とソ連ゴルバチョフ書記長がアイスランドで会談
◆11月15日、伊豆大島の三原山が209年振りに大噴火
◆12月5日、中国民主化要求デモ
◆12月9日、ビートたけしが講談社・フライデー編集部を襲撃
◆12月28日、山陰本線・余部鉄橋で強風により列車が転落 |
 ◆5月、サガルマータ(エベレスト)の初登頂者、シェルパのテンジン・ノルゲイが死去 |
 ●フランスのエチエンヌが、スキーを用いて北極点に単独で到達 |
 ●アメリカ隊(隊長:スティーガー)が犬ゾリを用いて、無補給で北極点に到達。女性隊員バンクロフトは、犬ゾリによる移動では女性として初到達 |
 ●ラインホルト・メスナーとハンス・カマランダーが、マカルー(8463m)を登攀 |
 ●ユーゴスラビア(現スロベニア)のトモ・チェセンが、アイガー、マッターホルン、グランドジョラスの三大北壁を合計26時間で連続登攀 |
 神戸大隊(隊長:平井一正)が、チベットのクーラ・カンリ(7380m)に初登頂 |
 日本ヒマラヤ協会隊がチベットのギャラ・ペリ(7151m)に初登頂 |
 ●10月、ラインホルト・メスナーとハンス・カマランダーが、ローツェ(8516m)に登頂。メスナーは、史上初の8000m峰全14座の登頂達成(すべて無酸素登頂) |
 11月、日本ヒマラヤ協会隊が、チベット秘峰のギャラペリに登頂 |
 ●12月、ラインホルト・メスナーとブーレ・エルツ、カメラマンのヴォルフガング・トマセスが、南極のビンソン・マシフ(4897m)に登頂 |
12月、芝浦工大教授・水戸巌、京大大学院生・水戸共生、阪大生・水戸徹の親子パーティが、剣岳で遭難 |
12月、のらくろ岳友会の3人パーティが、北アルプス・常念岳で遭難。同時期、北アルプス一帯で遭難が相次ぐ |
1987年
昭和62年 |
 3月、カモシカ同人・日朝親善登山隊(隊長:今井通子)が、北朝鮮・中国国境の白頭山(長白山、2850m)に登頂 |
◆3月14日、南極捕鯨禁止
◆4月1日、国鉄分割・民営化
◆5月27日、東芝機械のココム違反輸出が発覚
◆10月12日、利根川進MIT教授に、ノーベル医学・生理学賞授与
◆10月19日、NY株式市場大暴落(ブラック・マンデー)
◆12月9日、米ソ長短射程中距離ミサイル全廃条約調印 |
◆6月24日、北海道・釧路湿原が、国立公園に指定される |
 7月19日、名古屋の高山研究所隊(隊長:遠藤晴行)の遠藤隊長が、K2(チョゴリ)の南東稜5800m付近で高山病に倒れ、ヘリコプターで運ばれる |
 カモシカ同人隊が、チョー・オユー(8201m)に登頂。その後、高橋和之がパラパントでBCまで飛行し、離陸高度世界記録を更新 |
8月、福島県の五十嵐貞一(満100歳10カ月)が、富士山に登頂。最高齢登頂記録を更新 |
 8月23日、「生きがい療法」としてモンブラン登山に挑んだ日本のがん闘病者3人が登頂に成功。残り4人も4362mの小屋まで到達 |
 8月24日、東洋大・パキスタン合同隊の登攀隊長・鈴木章が、K2(チョゴリ)の南東稜で滑落死 |
9月13日、北アルプス・穂高岳・屏風岩で岩崩れが発生。登山者5人が死亡、3人が重軽傷 |
 女子登攀クラブ隊・田部井淳子が、南米大陸最高峰アコンカグア(6960m)に登頂 |
 12月、群馬県山岳連盟隊(隊長:八木原圀明)の山田昇ら4名が、アンナプルナI峰(8091m)南壁に登頂。しかし、下山時に小林俊之と斎藤安平が遭難 |
1988年
昭和63年 |
 6月、山野井泰史がカナダ北極圏のバフィン島トール西壁に単独初登 |
◆2月、ドラクエ狂乱
◆3月13日、青函トンネル開業
◆4月10日、瀬戸大橋開通
◆4月11日、映画「ラストエンペラー」で坂本龍一がアカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞
◆6月、日米オレンジ・牛肉自由化交渉
◆6月18日、リクルート疑惑
◆7月23日、自衛隊の潜水艦なだしおと釣り船第一富士丸が衝突
◆8月4日、土光敏夫死去
◆8月20日、イラン・イラク戦争停戦協定成立
◆9月13日、ダイエーが南海ホークスを買収
◆9月19日、天皇陛下が入院
◆9月27日、ソウル五輪開幕
◆10月4日、ベトナムのベトちゃん、ドクちゃん分離手術
◆10月19日、オリエント・リースが阪急ブレーブスを買収
◆12月7日、ソ連アルメニア大地震
◆12月19日、北海道・十勝岳噴火
◆12月25日、作家・大岡昇平死去 |
   5月5日、日本・中国・ネパール三国友好登山隊が、チョモランマ/サガルマータ(エベレスト、8848m)に南北交差縦走。日本テレビが、山頂から衛星中継を行う。中国側からネパール側に縦走した山田昇はエベレスト3度目の登頂 |
 6月10日、山田昇が、北米大陸最高峰アラスカのデナリ(マッキンリー、6194m)に登頂 |
 6月10日、田部井淳子が、北米の最高峰アラスカ・デナリ(マッキンリー、6194m)に登頂。日本人女性初の5大陸最高峰登頂を達成 |
 7月、遠藤由加がナンガ・パルバット(8126m)に登頂。日本女性初の8000m峰無酸素登頂 |
 7-8月、山田昇がヨーロッパアルプスのモンブラン、マッターホルンにそれぞれ3度登頂 |
 女子登攀クラブ隊・田部井淳子が、北米大陸最高峰マッキンリー(6194m)に登頂 |
 9月5日、山田昇が、南米の最高峰アコンカグア(6959m)に登頂 |
 9月16日、山田昇が、アフリカの最高峰キリマンジャロ(5895m)に登頂(5月のエベレスト登頂から135日で5大陸最高峰の登頂に成功) |
  9月、神戸大学・中国地質大学(武漢)合同登山隊の14人が、中国のチェルー山(6168m)に登頂 |
 10月24日、山田昇が、シシャパンマ(8027m)に無酸素登頂 |
 11月6日、山田昇が、チョー・オユー(8201m)に無酸素登頂。1985年に次ぐ、2度目のハット・トリックを達成 |