2004年12月アーカイブ

2004年 雨男の重大ニュース

今年は台風や地震といった天災が多かった。気持ちが暗くなるような通り魔や誘拐、殺人事件など犯罪も目に付いた。景気も今ひとつパッとしないし、税金も増えそうだ。夏は死にそうなくらい暑かったし、異常気象が恒常化しそうな気もする。・・・なんにしても、世界中があまりいい一年ではなかったのではないだろうか。
雨男とて、例外ではない。

1月 激しい坐骨神経痛で寝たきりの正月
2月 坐骨神経痛が治らず泣かず飛ばずの毎日
3月 丹沢の低山に行ったが頂上まで登れなかった
4月 脊柱管狭窄症のため救急車で運ばれ入院
5月 脊柱管狭窄症が治らず泣かず飛ばず
6月 奥鬼怒の温泉へワープした
7月 腰痛と喘息で泣かず飛ばずの毎日
8月 杖を突きながらコミケに行った
9月 わずかに平穏に過ごした日々^^
10月 奥鬼怒の温泉へ再びワープした
11月 暖冬で気候が安定せず喘息がつづく
12月 部屋の掃除をしたら再び腰を痛めた

何にもいいことのない一年だった。
来年はいい一年でありますように・・・。

親子丼が主食という現実

2004-12-30.jpg体調がよくないので、今年はめっきり自炊をしなかった。仕事の打ち合わせなどで外出したときも、まっすぐタクシーで帰宅することが多く、外食する機会も減った。その結果、食事の大半が「出前」という一年を過ごした。
正直いって飽きてくる。基本的に食べ物の好き嫌いは一切ないのだが、出前のメニューをいろいろめくっても、食べたいものが思い浮かばない。贅沢したいわけでもなく、珍しいものを食べたいわけでもないけど、毎日が出前であればやがてメニューのすべてを食べ尽くし、目新しいメニューもなくなる。
そんなとき、どうでもいいやと思って頼む料理が「親子丼」だ。とくに親子丼が好物なわけではないけど、「親子丼」はいくら食べても飽きない。だから、外で食べる機会があっても、無難な選択として親子丼を頼んでしまうことが多い。まあ、出前で頼む親子丼がかなり美味しいという理由もあるけど・・・。
実際、親子丼はよく食べた。今年一年間、親子丼を食べた回数は確認できただけでも81食になる。記録漏れがあるので、実際はもう少し多いはず。・・・これは、週に2食近いペース。5週間ほど入院して病院食を食べていたので、本当に週2食は食べていたのだろう。この内、56食が出前で、残り25が外食(親子丼+ざるそばのようなセットメニューを含む)。
来年はもう少しまともな食事をとるように心がけよう。

imanishi-kinji.jpg フォト・ドキュメント 今西錦司
 そのパイオニア・ワークにせまる

 京都大学総合博物館編
 梅棹忠夫、斎藤清明ほか著
 発行:財団法人国際花と緑の博覧会記念協会
 (紀伊國屋書店:2,800円+税)
 ISBN/ASIN:4877381554
   
   
生態学者、人類学者としての今西錦司は、日本の霊長類研究の創始者として知られる。カゲロウの研究を通して、生物は互いに競争するのではなく、棲む場所を分け合い、それぞれの環境に適合するように進化していくという「棲み分け理論」を提唱。その後、ニホンザル、アフリカの類人猿、狩猟採集民の調査を通じ、人間社会、人間家族の起源について研究を行った。
というのは後付けの情報。
雨男が最初に今西錦司という名前を目にしたのは、登山家としての今西錦司だった。登山関係の本をたくさん読みながら、たとえば京都大学出身のジャーナリスト・本多勝一の著書や、日本のヒマラヤ登山に関する本などにその名を散見していた。そして、このサイトの本体コンテンツの山の図書館別館資料室「登山史年表」を作りながら、どういう時代に活躍した登山家なのかも知ることができた。
旧制第三高校で山岳部を創立し、南アの北岳バットレス初登攀、北アの剱岳・源次郎尾根と三ノ窓チンネ初登攀という輝かしい実績を残した。その後、京都大学に進み先鋭的なアルピニスト集団であった京大旅行部で活躍。さらに京大学士山岳会(AACK)を設立して終生そのリーダーであった。その間に、白頭山、大興安嶺への登山遠征。ミクロネシア、モンゴルでの学術探検など海外での業績を残した。
さらに、京大学士山岳会の目はヒマラヤに向く。1950年、フランス隊がアンナプルナI峰(8091m)に初登頂。このヒマラヤの8000m峰の初陥落の翌年には、京大学士山岳会の西堀栄三郎がマナスル登山の交渉のためネパールに入国している。そして、1952年秋には今西錦司を隊長とする京大学士山岳会マナスル偵察隊が出発。マナスル北東面の登路を探った。この後、日本のマナスル登山は国家プロジェクトとして日本山岳会に引き継がれていった。
・・・雨男のようなパイオニアワークとは無縁な素人登山愛好者がゾロゾロと列を成して山に登るなどあり得ない時代のことだ。しかし、日本で最初の登山ブームが起きたのは、1956年5月9日、第三次マナスル日本山岳会隊(隊長:槙有恒)が、念願のマナスル(8163m)初登頂に成功したことに始まる。無理矢理こじつければ、今西錦司のパイオニアワークのなれの果てが素人登山愛好者・雨男なのかも知れない。ってなわけないか^^; いまの百名山ブームを今西錦司が見たら、どう思うのだろうか・・・。
 
●いままでに読んだ本は「山の図書館・アメダゼ文庫」を見てください。

ブラックバスという名の環境問題

「外来生物法」が2005年までに施行される。これを前に日本魚類学会が、魚類や水棲昆虫などの在来生物の被害に関する全国レベルの調査結果を公表した。その結果、釣りファンに人気の「ブラックバス」が「特定外来生物」に指定されるかで論争を巻き起こしているという。この法律で「特定外来生物」に指定されると、その生物の輸入、飼育、運搬、野外への放出が禁止、制限され、国や自治体は防除ができるようになる。
今回、ブラックバスの指定に反対しているのは、釣り具メーカーなどで組織された(財)日本釣振興会。バス釣りを振興してきた立場では当然ともいえる。ここまでバス釣りのフィールドが拡大した背景には、地元の経済的な事情がある。釣り人から得られる遊漁料収入ばかりでなく、地域の観光収入増加につながるからだ。そのため、地元の漁協が積極的にブラックバスを導入した地域も多い。
しかし、こうした事情で管理された形で導入された湖沼以外にもブラックバスは広範囲に生息している。その原因は、主に「不法放流」だ。一部の心ないバス釣りファンや業界関係者が密かに放流し、身近なところに勝手にバス釣りのフィールドを作ったことで、在来生物による生態系が大きなダメージを受けた湖沼は全国に少なくない。こういう管理されていない形でバス釣りが広まったことにも問題があるし、釣り人のマナーに反するこうした行為を放任してきた日本釣振興会等の団体も問題ではないか?
日本釣振興会には、ブラックバスが管理され、日本の生態系と共存できる釣りフィールドを確立するためにも、「特定外来生物」への指定を受け入れてもらいたい。そして、ブラックバス釣りファンが安定してスポーツフィッシングを楽しめるフィールドを作り、釣り人への啓蒙やマナーなどの向上に努めて欲しいと思うのだが...。

BOOK「ものが壊れるわけ」

2004-12-22.jpg ものが壊れるわけ
 マーク・E・エバハート著
 翻訳:松浦 俊輔
 (河出書房新社:2,310円+税)
 ISBN/ASIN:4309251846
 
 
 
ずっと横になって本を読んでいた。本を読みやすい姿勢ではないけど、時間はたっぷりあるので1日で読み切ってしまった。
「量子化学」という学問の名前は知っていたけど、この分野の本を読むのははじめてだった。検索してみたら学会もあるようだし、2chの掲示板にも「量子化学の話題はこのスレで」などというスレッドが立っているから、メジャーな学問なのかも知れない。
でも、こういう分野は物理学の範疇だと思っていた。金属材料などは「いつ壊れるか」を研究しているけど、「なぜ壊れるのか」を研究するのとは違うということらしい。言われてみて、なるほどと思う反面、どうもイマイチ納得がいかない。・・・最後まで読み切って、やはりピンと来ない。
まあいいや、これでしばらく読む本には困らないかも知れない。ただし、量子化学が雨男にとって面白いジャンルであればだけど・・・。もしかすると、雨男の脊椎がどうして壊れたのかを知ることができるかも知れない。・・・ん、これは医学の範疇か? もしかして「量子医学」なんていう学問があるんだろうか?
 
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BOOK「熊を殺すと雨が降る」

kumawokorosuto.jpg 熊を殺すと雨が降る
 FIELD NOTE 山の民俗学

 遠藤 ケイ著
 (山と渓谷社:1,700円+税)
 ISBN/ASIN:4635300048
 
 
林業やマタギの文化誌をテーマにしたノンフィクション。
書名の「熊を殺すと雨が降る」はマタギの古くからの言い伝えで、熊の血を山の神が洗い流すために雨や雪を降らせるのだろいう。また、一説では、天候が崩れる前に熊がたくさんのエサをとる習性があり、その時に撃たれることが多いという説も紹介されていた。

今年(2004年)は全国的にツキノワグマの出没が相次ぎ、たくさんの熊が「駆除」された。台風により山に熊のエサが不足し、人里近くまで降りてきたのだという。・・・エサ不足が先なのか台風が先なのかは分からない。しかし、夏になると、まさにその熊の血を洗い流すかのようにいくつもの台風が押し寄せ、大量の雨を降らせた。台風の来襲は12月にまで及び、東海地方に大雨を降らせ、新潟大震災の被災地にも大雨を降らせた。
被災地の人たちだけが熊に対して何かしていたわけではないけど、人間対自然という対峙関係では、雨は明らかに熊の味方、人間の敵だった。人間と自然との共存という関係が実現しない限り、自然は人間に敵対し続けるだろう。いまさら、マタギの文化に戻れとはいわないけど、いまだからこそマタギ文化に学ぶものも多いのだろう。
 
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気候が安定しないせいなのか、持病の喘息が出てパッとしない体調が続いていた。さらに、昨日、部屋の掃除をして重い古新聞の束を移動したりしたためか、夜から腰に痛みが出て座っているのもきびしい状態になった。立ち上がるにも壁につかまり腰を伸ばし、部屋の中でも杖を突かないといけない。
横になりながら思う・・・もっと、しっかりリハビリに取り組むんだった^^;
しかし・・・。
喘息のことを考えれば、クスリを飲んで部屋で安静にしていなければならない。
反面、腰痛/坐骨神経痛のことを考えれば、適度な運動をして腹筋と背筋を鍛えなければいけない。

さて、どうしたものだろうか? 安静にしていればどんどん筋肉がやせ細る。トレーニングしようにも息が続かない。・・・現実的な選択は、布団の上で横になったまま、腹筋、お尻や脚の筋肉に力を込めるくらいのことしかできない。
出口のないトンネルはないというけど、地下にだけつながっているトンネルはある。・・・なんとかしなければ、寝たきり老人化してしまいそうだ^^;
山登りを再開できるまでに快復するのはいつのことだろう? 本当に底まで快復するんだろうか?

タイで両親と死別し、日本人と結婚している祖母を頼って日本に来ていた中学生のメビサちゃんに1年間の修学目的の在留許可が降りた。しかし、永住許可は降りなかった。
日本の入管当局に、脱法的な養子縁組なのかどうかを調査する力がないことは事実。海外での調査も必要だろうから、現実的に調査することも難しいだろう。しかし、これだけ状況がハッキリしているメビサちゃんに対しても、四角四面な法令解釈でしか対応できない日本は、つくずく人間にやさしくない国だと思う。
そもそも、日本の閉鎖的な入管政策と移民受け入れ姿勢は、一種の「愚民化政策」だ。単純労働者の受け入れを認めず、特殊技能を持った人間しか日本国内での就労ビザが取得できない。現実的には単純労働者が中小企業の単純労働の労働力を担ってはいるけど、もしこの政策が厳格に実施されたらどうなるがろう?

少子高齢化の流れの中、外国人労働者は必然的に増加する。彼らは様々な分野で資格を持ち、高い能力を持った人たちだ。ということは、単純労働を日本人がすべて行わないといけないことになる。
・・・すると、こういう事態が普通になる。企業の研究・開発・設計・マーケティングなどの知的労働に外国人がいる。外国人エンジニアの下で、工場で組み立てなどを行う単純労働者はすべて日本人。・・・なにやら植民地的構図だ^^;
それでなくても、「ゆとり教育」という露骨な愚民化政策により、子供たちの学力は低下の一途をたどってきた。勉強するのが面倒な理科系離れも深刻な状況。少子化の影響で、まったく勉強しなくても大学という名の保育園に誰でも入学できるようになった。親がそこそこの資産を持っているから、NEETという在宅浮浪者が増加する・・・。

やっぱり、日本の将来は暗い。・・・こういう悲観的な見方しかできない雨男の考え方が間違っているのか、現実が間違っているのか? 願わくば雨男の間違いであって欲しいのだが・・・。

2004-12-18.jpgNorton AntiVirusの使用期限が近づいてきたので、アップデート版を買いに行った。すると、店頭で「Norton Internet Security 2005(2ユーザー特別優待版)」(8770円)というのを発見した。ついにNortonもネットで認証してユーザの制限をはじめたらしい。まだインストールしていないので詳しいことは分からないが・・・。
LAN接続された2台のPCで使えなければ意味がないので、まあ、他にもアップデートしたいソフトがセットされているからいいかと思って購入した。値段はNorton AntiVirusだけに比べて3000円ほど高い。Internet Securityのシングルユーザ版に比べて1000円高い。後でもうひとつ買い足さないといけなくなるよりは安いには違いない。それに、小冊子「できるウイルス対策&セキュリティ」というインプレス編集のおまけも付いていたし。
そういえば、最近は新型ウイルスがあまり出てこなくなったような気がする。・・・鳥インフルエンザとか、本物のウイルスの危険はいろいろいわれているけど^^;;

今年の世相を表す漢字に「災」が選ばれたという。
今年起きた「災」は、人災、天災を合わせて確かに多い。日本国内では観測史上最多の10個が上陸した台風や、それによる人的被害、農業被害はかなり甚大だった。そして新潟県中越地震をはじめ、被害こそ小さいけど北海道など各地でも地震が起きている。浅間山の噴火も地震と会わせて不気味だった。
人災でいえば、幼児から老人まで、たくさんの人が殺され、連日のように殺人事件の報道ばかり。三菱の乗用車は燃えるし、ドンキホーテも燃やされた。参院選挙で自民党は大敗しながら小泉首相は退陣しないし、日中関係は悪化する一途。北朝鮮関係も何も進展はない。景気回復の流れにも陰りがみられ、増税という言葉がまことしやかに言われるようになった。・・・来年以降も「災」は続きそうだ^^;
海外に目を向ければ、コソボ問題は泥沼化し、イスラエル・パレスチナあたりもキナ臭い。台湾の選挙結果で台湾海峡もキナ臭いし、ウクライナの選挙もキナ臭くなっている。イラクの治安はますます混迷し人質の殺害なども増えた。にもかかわらず、アメリカのブッシュ大統領は再選を果たし、しばらく「災」は続きそうだ^^;

さて、わたし個人に目を向ければ、新年を迎える直前から激しい坐骨神経痛で身動きできなくなり、苦しい寝正月で始まった。なんとか不自由なく動けるようになるまで2ヶ月もかかった。ところが、快復していくどころか4月はじめに腰部脊柱管狭窄症の激しい腰痛で入院騒ぎ。1ヶ月以上の入院の後もなかなか仕事に復帰できず、今なお爆弾を抱えた状態が続いている。おまけに、腰の痛み止めの副作用で喘息の発作が続いてすっきりしない。そして一昨日、携帯電話がお風呂で水死してしまった^^; これはすべて自業自得的人災に等しい。
さらに、そんな体調の悪さの中、ひーひー言いながらやった仕事の発注元が飛んでしまい未入金が100万円近い^^; これは、いうなれば天災だ。 

来年、どんな漢字が選ばれるのか、想像するだけでも恐ろしい気がする^^; ・・・「崩」「壊」「滅」「亡」くらいなら驚かないけど、「死」だけは勘弁して欲しい^^; 別に長生きしたいわけじゃないけど・・・。

携帯電話という老化測定器

一昨日、お風呂場で水死させてしまった携帯電話に代わる新しい携帯電話を買ってきた。使い方を覚えるのが面倒なので、前のと同じメーカーの機種を選んだ。しかし、いろいろ機能が増えている。たぶん、便利な機能なのだろう。使いこなせばだけど^^;
雨男は、子供時代にラジオ小僧であったし、アマチュア無線もしていたし、理系の家庭で育った。だから、比較的、いろいろな物の操作やメカには強い方だと自負している。しかし、いまの携帯にはちょっと二の足を踏んでしまう。操作性はいいし、特に難しい機器ではないと思う。でも、こんなにたくさんの機能が必要なのだろうか?
こんなにたくさんの機能が必要ないと思う理由は、携帯電話よりむしろ自分の生活にある。・・・毎日の行動パターンが固定してきているし、なにより行動半径が狭まってきている。人との付き合いも、若い頃に比べてかなり固定化してきている。・・・興味を失い、やらなくなった趣味も多い。新しいことに挑戦する意欲も減衰してきているだろうし、体力も気力も衰えてきているはずだ^^;
こういうのを「老化」というんだろうなぁ、きっと。・・・まあ、少なくとも、携帯電話が代わったくらいで雨男の生活は変わらない。その程度には老化が進んでいるということだ^^;

携帯電話が死んだ^^;

雨男は、いわゆる「携帯電話依存症」ではない。しかし、仕事だけでなくプライベートな連絡もすべて携帯電話に頼り、自宅の電話を利用することがかなり減っている。さらに、仕事柄、土日や祝日も仕事の連絡が入る可能性があるので、自宅内でもかならず携帯電話を持ち歩いている。
今日の午後、のんびりお風呂に入ろうと思い、いつも通り携帯電話を脱衣場まで持って行き、いつでも出られるようにしていた。湯船につかりのんびりしていたら電話が鳴った。留守番電話機能を解除していなかったので、出る前に切れてしまった。U氏からの電話。仕事の電話だろうと思ったので、すぐに折り返した。寒いので話をしながら、再び湯船につかった。・・・こういうことがたまにある。だから携帯電話は常に持ち歩いている。

・・・ふと気が付いた^^; 携帯電話をどこに置いたっけ? 手元にはない。・・・最後に使ったのは・・・最後に持って行ったのは・・・。
お風呂場で、携帯電話が水浸しになっていた。あわてて開いてみたら、うんともすんともいわない。いろいろ試したけど、やっぱり沈黙したまま。・・・死んでしまった^^;
数日間、携帯なしで過ごしてみようかな・・・。

フィブリノゲン製剤による薬害C型肝炎

薬害C型肝炎の原因になった血液製剤フィブリノゲンのメーカーの三菱ウェルファーマ(旧ミドリ十字)が納入していた医療機関のリストが9日に、やっと公表された。薬害エイズとまったく同じ構図で、国民の安全を第一に考えていない厚生労働省が、まったく変わっていないことを露呈した。
フィブリノゲン製剤は1964年製造承認され、産婦人科や外科などで止血や臓器接着用に使われた。安全処理されるようになった1994年までに28万人以上に投与され、少なくとも1万人がC型肝炎ウイルスに感染したといわれる。フィブリノゲン製剤が使われはじめた1964年は、東京オリンピックの年。雨男が5歳の時だ。そして、安全処理されるようになった1994年は、35歳になっている。ずいぶん長く使われ、そして薬害が放置されてきたものだ。
ちなみに、雨男は高校二年のときに手術を受けたことがある。たいして出血を伴うような手術ではないけど、フィブリノゲン製剤が使われなかったという保証はない。さっそく、公表されたリストに、雨男が手術を受けた病院が載っているかを調べてみた。・・・やっぱり、載っていた^^; やれやれ、そのうち検査を受けてくるか。

ちなみに、MSNのニュース検索でこの記事を探したら、毎日新聞では「サイエンス」に分類されていた。どういうことだろう? 薬害は「犯罪」だと思うのだが・・・。

昨日(9日)の朝刊に、おやっと思う記事を見つけた。本文が11行のベタ記事だけど・・・。

見出し誤植
発売を延期

こういう見出しで、小学館の女性週刊誌「女性セブン」が9日の発売予定を13日に変更したという内容。その誤植とは、記事のタイトルにあった「皇太子」を「皇大子」にしてしまったというもの。点があるかないかだけの違いだ。・・・なんとなく分かるなぁ^^; 意外とタイトル部分ってチェックしたつもりでいても、誤植に気が付かないことがある。当然、ひとりの担当者だけでなく、ライターや編集者、校閲担当者など何人もが校正するはずだけど、なぜか誰も気づかずに通過してしまうことがある。
女性セブンの実発行部数がどのくらいなのか分からないけど、どのタイミングで発売延期を決めたのか気になるところだ。印刷・製本・配送が終わってからであれば、莫大な損害になる。印刷から配送までの費用が2倍になるだけでなく、回収と廃棄にも費用がかかる。・・・印刷前であれば、印刷会社の営業・進行管理担当者の胃に穴が開く程度で済むだろうけど^^;
わたしも短い期間ではあるけど雑誌編集者をしていたことがあるので、何度か校了間際に大きな誤植を発見して驚いたことがある。幸いにして水際で防ぐことができたから、発売延期にはならなかったが・・・。ちなみに、わたしが仕事をしていた雑誌は、実発行部数が最大で80万冊を超える雑誌だったので、もし、印刷・製本・配送が終わってから気づいたとしたら、とんでもないことになっていたはずだ。でも、あの雑誌なら「皇太子」と「皇大子」の違いなら、そのまま発売してしまったかも知れないが・・・テーマが皇室だから、そういうわけにも行かないか^^;;

担当者にどういう処罰があるのかは知らないけど、くじけず頑張って欲しい。まあ、そんなこと言わなくても、雑誌編集者は平気で生きていくだろう。そういう人間じゃないとつとまらない仕事だから^^;

BOOK「気候変動 ~水没する地球」

12月も中旬になろうというのに異常に暖かい。この夏は暑かったから、冬は寒いのだろうと予想していたら、この感じでは暖冬になりそうだ。当たらないことで有名な、気象庁の長期予報でもこの冬は暖冬だといっていた。暖冬は、概ね体調がよくないことが多い。昨年、そして今年は喘息の当たり年だったらしく、喘息持ちの知り合いはみな体調を崩しているようだ。・・・ちょっとイヤな予感がしている。
本来、雨男は寒がりではないけど、暖かいのはありがたいことではある。しかし、急激な気温の低下は、喘息持ちにとってはありがたくない。暖かい日が続いて急に寒くなると、てきめん体調が悪くなる。・・・寒いのはイヤだけど、寒くなるならキッパリと寒くなってくれる方がいいのだが・・・。

東京の都心近くに住んでいるからヒートアイランド現象の影響なのか、地球全体が温暖化しているのか、イマイチ違いが実感できない。そんな中、こんな本を読んだ。


2004-12-09.jpg 気候変動
 水没する地球

 ディンヤル・ゴドレージュ著
 翻訳:戸田清
 (青土社:1,900円+税)
 ISBN/ASIN:4791761081
 

グリーンピースのメンバーが書いた本を読むのははじめてだけど、予想以上に客観的で説得力があった。その分、アメリカ政府や石油メジャーをはじめとする産業界の動きなどに暗澹たる想いになる。
地球が本当に温暖化しているのかどうかは知らないけど、気候変動が原因でアメリカ国民がおかしくなったのかどうかは分からないけど、先月、ジョージ・W・ブッシュが大統領再選を果たしてしまった。・・・地球は絶望的な4年を過ごさなければいけない。暖冬で雨男は体調の悪い冬を過ごさなければいけないようだけど、この暖冬でジョージ・W・ブッシュの頭がこれ以上イカレないことを祈るのみだ。
 
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だって、B型だから^^;

放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会が、「血液型によって人間の性格が規定されるという見方を助長しないよう」、放送各局へ要望した。また、要望では「本人の意思ではどうしようもない血液型で人を分類、価値付けすることは差別に通じる危険がある。特に判断能力にたけていない子供たちが固定観念を持つ恐れがある」などと指摘している。・・・うーむ、差別される側って、たぶんB型だな^^; 詳しくは知らないけど、B型の性格は「ああ、やっぱり!」といわれる感じで、何となく敬遠されることが多いような気がしている。何を隠そう、雨男は三世代続いたB型である。

最近、また血液型がブームになっているのか、血液型性格判断を扱うテレビ番組がたくさん放送されていたらしい。しかも、血液型性格判断は科学的に証明されていないにもかかわらず、これらの番組はあたかも実証済みであるかのように扱っていたという。
血液型性格診断を二代にわたって行い、その道の権威といわれる某氏は「50万人のデータによる統計学」といういい方で、あたかも科学的な根拠に基づく学問であるかのように宣伝している。しかし、某氏は「統計学」が何かすら理解していない^^; 統計学とは、原因と結果の因果関係を明らかにする学問だけれど、某氏のやり方は結果のみを都合よく整理したに過ぎない。最初からABO式の血液型に分類する目的で採られたアンケートを、血液型に分類しただけでは統計学とはいえない。
某氏の血液型性格診断が非科学的である証拠は、大きくふたつある。ひとつは、原因と目される血液型に対しての検証がぜんぜん成されていないこと。つまり、血液型と性格との間にある因果関係を明らかにしていない。曖昧な表現での性格に分類して、何となく当てはまるというだけでは科学とは呼べない。
ふたつ目は、先天的な性格を検証しようとしているにもかかわらず、後天的な影響(育った環境や文化、教育など)を排除していない。こうした調査のためには、幼少時から長年にわたっての追跡調査が必要なのだけど、そういう調査を50万人に行ったとは思えない。ここからも、某氏の血液型性格診断が我田引水的なものであることがわかる。

でも、血液型性格診断が酒の席などで話題に上ることも多い。そんなときに雨男は、頭から否定するようなことはしない。なぜなら、自虐的な意味合いを込めて「だって、B型だから・・・」と結論づけるのは、一種の快感だから^^;

ゴマと百姓は絞れば絞るほど出る

2004-12-3.jpg財務省がまた酒税を上げようとしている。それでなくても、ビールには価格の約40%もの税金が掛けられている。近年低価格で人気の発泡酒も、税金が安いからお得感がある値段で売ることができる。さらに、「第三のビール」といわれる新たなお酒にも、「課税逃れ」であるとして大きな増税を検討しているらしい。
第三のビール(エンドウ豆のデンプンから作られるビール風アルコール飲料)のメーカーであるサッポロビールは、社運を賭けて長年の研究開発の末、製品を開発した。それが上手くいったからといって、狙い打ちのような増税は許されないとして反対している。

財務省のいう「課税逃れ」とはどういうことなのだろう。メーカーや消費者の立場に立っていない考えであることはもちろんだけど、財務省自身の役割すら放棄しているのではないか? 財務省から見て「酒税法」は単に税金をいくらどこから集めるかを決めた法律に過ぎないのだろう。しかし、本当は酒類の定義があり、「品質保証」を行った上での課税のはず。
かつて、こんなことがあった。国産ウイスキーの「サントリーオールド」が国内を席巻していた頃のこと。当時の酒税法では、ウイスキーが一滴も入っていなくても、税金さえ納めれば「ウイスキー」を名乗ることができた。一定以上のウイスキーが含まれていれば、それだけで「特級」という扱いになり、高い酒税が掛けられていた。当然、本物のウイスキーだけでできているスコッチは、どんな安物であろうとも「特級」として高価なお酒にさせられていた。英国の法律では、「スコッチ」と名乗るために厳格な規定があり「品質保証」が成されていたため、これをごまかすことはできなかった。
一方、日本を代表するウイスキー「サントリーオールド」は、海外では「ウイスキー」と表記することが許されなかった。どんなに税金を払おうとも、混ざり物だらけの「日本産ウイスキー」は品質保証が成されずウイスキーではなかったわけだ。

さて、「発泡酒」「第三のビール」はどうだろう。これは、はなからビールであると名乗らないことで、ビールのような高い課税を掛けられていない。いい換えれば、あえて「品質を保証しない」ことで、ビールから逸脱したお酒ということ。もちろん、消費者が納得した上でのことだ。これに必要以上の課税をするのは、まさに「取りやすいところから取る」という理論以外の何者でもない。
江戸時代、徳川家康がいった言葉「ゴマと百姓は絞れば絞るほど出る」。同じように「ビールも国民も、絞れば絞るほど出る」ということか・・・。がんばれ! サッポロビール。

BOOK「処女峰 アンナプルナ」

annapuruna.jpg 処女峰 アンナプルナ
 最初の8000m峰登頂

 モーリス・エルゾーグ著
 翻訳:近藤等
 (白水社:1,400円+税)
 ISBN/ASIN:4560030057
 
 
名著であることは知っていたけど、何となく手が伸びず、いままで読まずにいた「処女峰 アンナプルナ」をようやく読んだ。
この本は、1950年(昭和25)6月3日、モーリス・エルゾーグを隊長とするフランス隊が、ヒマラヤの8000m峰・アンナプルナI峰(8091m)に初登頂したときの記録。これが、世界に14座しかない8000m峰に人類が初めて登った文字通りの快挙だ。この時の登頂者は、エルゾーグ隊長とルイ・ラシュナルの2名だが、今とは違い技術的にも装備的にも劣る時代のこと、壮絶ともいえる過酷な登頂だった。
名著は、内容/文章/翻訳がすべてそろって初めて名著といえるのだろうけど、こういうドキュメンタリーの強さは圧倒的だ。・・・もっと早く読んでおくべきだった。

いま雨男が2000mに満たない丹沢の山に登るとしても、同様に壮絶な登山になるだろう。脊柱管狭窄症という爆弾を腰に抱え、長い入院生活と運動不足で衰えた体力。そして、喘息による苦しみ。日常生活にも息を切らす酸素飽和度の低さは、あたかも7000mのアタックキャンプに沈殿しているかのようだ。
しかし、これを苦しみの果てに成し遂げたとしても「快挙」とはいわない。たとえ、個人的にどんなに嬉しかったとしても・・・。これはただの「愚行」に過ぎない^^;
そうはわかっているけど、やっぱり山に行きたいよぉ~^^; 
 
●いままでに読んだ山の本は「山の図書館・アメダゼ文庫」を見てください。

流行語大賞「たかが選手ごときが。」

今年の流行語大賞が決まった。アテネオリンピックで活躍した水泳の北島選手の言葉「チョー気持ちいい」が大賞を受賞した。本当に流行ったのかどうかは知らない。でも、無難な選択なんだろうけど、「流行語」という視点から、だんだんズレてきているような気がするのは錯覚だろうか? 同じことをここ数年感じているから、・・・間違いない。
流行語といいながら固有名詞などが平気で入ってくるし、そういう意味では「マツケンサンバ」だって十分に流行ったと思う。でも、ニュースネタでしかも、社会的な影響力や時代の表し方からいうと、本当はナベツネ氏の「たかが選手・・・」が大賞を受けてもいいように思うのだが・・・。選考基準には「後ろ向きの言葉」は選ばないというのがあるっていうじゃない、でも、時代が後ろ向きなんだから、そんなこといってられないんじゃないですかぁ~斬り! ・・・残念!
雨男個人的には、小泉首相の「人生いろいろ、会社もいろいろ」が気に入っている。国会議員に当選する前とはいえ、勤務実績もなくただ給料をもらって、その間、年金に未加入だった。裏金だろう賄賂だろうと何だろうと、とにかくお金ならポケットに入れるという、政治家の前向きな姿勢がかいま見られる言葉。国のトップがこうなんだから、公務員のヤミ給与なんてなくなるわけがない。

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