インドネシア・スマトラ沖地震の大津波の報道。
数日前のテレビニュースで、「タイの観光地にはリゾートを楽しむ人が出てきた」と水着姿の欧米人観光客が海辺でくつろいでいる映像を見た。周りには廃墟となった施設や瓦礫が映っていた。・・・その時の雨男の印象は、「やっぱり、欧米人は違うなぁ」というもの。というのは、中越地震の影響で、新潟県の温泉地などが厳しい状況にあるからだ。
新潟県下の温泉地やスキー場など、多くの観光地にお客が来ないという。地震被害による交通機関の問題、予震に対する心配など、お客が敬遠する理由はたしかにある。しかし、まったく被害のなかった地域でも、同様に客足が途絶えているらしい。新潟県だというだけで敬遠する自粛ムードがあるのだとか。・・・たしかに、被災者がいる地域で遊びや観光をするのは不謹慎だという気持ちも分かる。土地勘がなければ、新潟県とひとくくりに考えてしまうのも分かる。
さらに、地元にも自粛ムードがあるという。新潟の地元企業が年末の忘年会を取りやめたり、商店街が大売り出しを地味にしたり・・・。新潟市内にはほとんど被害はなかったのに、地元経済全体が自粛ムードで沈滞気味だという。
でも、こういう「自粛」って、日本人ならではのものだと思っていた。だから、タイのリゾート地で、瓦礫を背景にくつろぐ観光客の報道を見て、違うなぁと感じた。ところが、その観光客の地元ドイツでは、不謹慎な行為だとしてマスコミが一斉に非難しているという。やはり、欧米でも同じように自粛するのが妥当な感じなのかも知れない。
でも、観光地には観光客が戻り、観光業で生活を支えられるように戻ることが、観光地の復興だ。自粛ムードは、一面では地元の復興には逆効果。そう分かっていても、だからといって新潟に遊びに行こうという気にも、正直いってなれない。・・・微妙な問題だな。
不謹慎という自粛被害?
rainman (2005年1月15日 23:15)
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