20日、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領の二期目の就任式があった。
式典とその後のパレードに要した費用は40億円とのこと。ここまで費用がかさんだ理由は、テロ対策の警備費用だという。ニュースでは「戦時下で行われるパレードは、ベトナム戦争時のニクソン大統領以来のこと」と言っていたけど、イラク戦争は終結したんじゃなかったっけ? アメリカに税金を払ってる分けじゃないから、40億円が高いのか安いのかは知らない。世界規模で支援が必要なスマトラ沖地震大津波の直後なのに不謹慎だとも思わない。・・・前回の選挙では本当に勝利したのか曖昧で、就任式でもジョージ・ブッシュは楽しめなかったに違いない。今回は、嬉しくて嬉しくて仕方がなかったんだろうなぁ^^;;
この日の就任式演説で、ジョージ・ブッシュは45回ほど「自由」という言葉を使ったらしい。・・・実際、ブッシュに限らず、アメリカという国そのものが建国時から「自由」の名の下にいろいろやらかしてきた。すなわち、西部開拓時代の原住民大虐殺や、戦争による植民地の自国領土への組み入れ・・・。江戸末期の日本に開国を迫った直前にも、スペインから独立したてのメキシコにどさくさ紛れの戦争を仕掛け、カリフォルニアを奪い取った。こうしたことのすべてが「自由」のために行われた。
そういえば、明治四年(1871)に出発した岩倉欧米使節団の随行員・久米邦武が著した「米欧回覧実録」という本に、アメリカに滞在中の印象が書かれている。・・・アメリカ人は礼儀正しく親切だが、ことあるたびに自由、自由と口うるさく鬱陶しい・・・云々。
たぶん、むかしもいまも、アメリカは何も変わっていないのだろう。「自由」のために証拠をでっち上げてまでイラクで戦争をやらかしたブッシュが、次に何をやらかすかが心配だ。
