BOOK「気候変動の文明史」

昨日まで、10年、20年に一度という大寒波が日本を襲っていた。太平洋岸は好天が続いていたけど、日本海側から九州鹿児島まで雪を降らせた。もちろん、世界的な豪雪地帯である北陸・中越地方は大雪。数日の間に3メートルを超える積雪を記録したところもあった。
中越地震の被災地では、屋根に積もった雪の重みに耐えられず、50棟以上の家が倒壊したという。
ちょうどこの本を読んでいた。

  
kikouhendounobunnmeishi.jpg 気候変動の文明史
 安田喜憲著
 (NTT出版:1,600円+税)
 ISBN/ASIN:4757140878
 
 
 
一昔前まで、人類の未来にもっとも悲観的な学者は、食糧問題の専門家たちだった。しかし、いま、その座には環境学者が座っている。中でも、この本の著者・安田喜憲(京都大学大学院理学研究科教授)は、およそ人類の中でもっとも人類の未来に悲観的な学者のひとりだと思う。いくつかの著書を通して、気候変動により盛衰を繰り返した文明論から、地球問題化への現在の取り組みを一貫して厳しく批判している。
この本には、温暖化が始まるときには湿潤化が起こり、多雨・多雪による洪水が増えると書かれている。昨年の相次ぐ台風による大雨・洪水や、昨日までの大雪は、温暖化に向かう序章と言うところだろうか。当たっているんだろうなと心配になる。・・・まあ、でも、いまの地球って、本当に温暖化しているんだろうか?
 
●いままでに読んだ本は「山の図書館・アメダゼ文庫」を見てください。

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