世界最大の二酸化炭素排出国であるアメリカが批准しないまま、温室効果ガス(GHG)排出削減に関する京都議定書が発効した。これにより日本は、1990年比で6%の排出量削減を行わなければならない。にもかかわらず、現時点では削減どころか、8%も増えているという。そして、削減に有効な決定的手だてがほとんどない・・・。
地球温暖化の原因となるGHGは、二酸化炭素だけではない。早い話、空気の主成分である酸素や窒素のように同じ原子が2個集まった分子でできているガス以外のすべてに、多かれ少なかれ温室効果がある。GHGでもっとも量が多いのは水蒸気。これは地表の2/3を占める海面から蒸発するので削減しようがない。ただし、水蒸気の温室効果はあまり高くはない。
同様に自然界に由来するガスで、二酸化炭素よりも高い温室効果を持つものにメタンガスがある。メタンガスは湿地や湖沼などの地中から発生し、水田の泥も発生源といわれる。また、どの程度の量なのかは想像もできないけど、牛など反芻動物のゲップにも含まれている。
そういえば、先日、都内の温泉掘削現場が火災を起こしたのもメタンガスが原因。このメタンガスは関東一円で自然にわいて出ているというから、これを大気に放出しないでエネルギーとして利用できないものだろうか。たとえ、利用した結果、二酸化炭素になろうともメタンのまま大気に放出するより温室効果は格段に低い。もちろん、その分だけ化石燃料の消費も減らすことができる。
ただし、関東地方にわき出すメタンガスには水蒸気の混入が多く、なかなか利用しにくいという話しもある。この改質技術でも開発すれば、大もうけができるかも知れない^^;
