アニマルウェルフェア
動物の幸せについての科学と倫理
佐藤衆介著
(東京大学出版会:2,800円+税)
ISBN/ASIN:4130730509
最近、肉を食べる機会が減っている(ただし、羊肉を除く)。BSEがどうのこうのとか、鳥インフルエンザがどうのとか、そういう理由ではない。単純に年をとったから、嗜好が変化しただけだ^^;
畜産関係の仕事をしているわけではないので、肉は発泡トレイに乗ってラップされているか、あるいは料理されたものしかお目にかかることはない。・・・だから、家畜の幸せなんか、いままで考えたことがなかった。美味しく食べてあげれば幸せなんだろうくらいに思っていたけど、よく考えれば、肉にされるまで生きていたわけで・・・。
いまは輸入が禁止されているけど、アメリカで飼育されている肉牛の多くは胃潰瘍を持っているという。生後間もない頃は広い放牧地で自由に飼われているけど、出荷間際の一定期間は狭いゲージに押し込められ、高カロリーの飼料をたらふく食べさせられる。そのため、ストレスがたっぷり溜まり胃潰瘍になる。さらに感染症に弱くなるため、抗生剤を大量に投与される。この抗生剤が肉に残留していることも問題視されている。・・・さて、こんな肉牛は幸せなんだろうか?
こういう状況を改善しようというのが、アニマルウェルフェアの考え方。・・・幸せな肉牛の肉が美味しいのかどうか・・・これは別問題なんだろうなぁ^^;
●いままでに読んだ本は「山の図書館・アメダゼ文庫」を見てください。
BOOK「アニマルウェルフェア」
rainman (2005年8月10日 02:07)
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