今日、国勢調査票の回収に調査員が来た。
基本的に国勢調査の意義は理解できるので、できる限りの範囲で協力したいと思う。記入したくないところは空欄のままにしたので、こころよく調査票を渡した。非常に丁寧な感謝の言葉を受け・・・連日のようにニュースで報道されている調査票の提出拒否のことを想像した。たぶん、この調査員のおばさんも苦労しているんだろうと・・・。その辺のことをちょっと聞いてみたいと声をかけようとした瞬間、まるで逃げるようにいなくなってしまった^^; やっぱり、いろいろイヤな思いもしているのだろう。
このところテレビや新聞では、「国勢調査制度の崩壊」のような報道が続いている。居留守を使ったり、はっきり拒否したりと形は様々だけど、票差票を配布できなかったり、調査票の提出を拒否されることが続いているという。これだけ大きく繰り返し報道されると、ますます拒否する人が増えるだろう。・・・そもそも、国勢調査のやり方がどんどん時代遅れになっているのは確かだ。プライバシー意識の高まりと同時に、個人情報という概念が普及した今日では、記名方式での調査はなじまなくなったのだろう。
一昔前まで、国勢調査には「年収」という記入項目があった。これは明らかにプライバシーの侵害だと言うことで削除されたけど、それまでは「国民の平均年収」を割り出すために使われていた項目だ。でも、国勢調査からこの項目が外された後も、何らかの調査により「平均年収」は公表されている。しかも、5年毎にではなく、毎年新しい情報が提示されている。・・・つまり、全国民に対して一斉に調査しなくても事足りる項目だったと言うことだ。
さて、今回行われた国勢調査の項目で、抽出サンプル調査では済まない項目ってあるんだろうか? 少なくとも、500億円以上の費用をかけてまで、一斉調査する必要はないように思うのだが・・・。
