BOOK「山のミステリー」

yamanomisutely.jpg 山のミステリー
 工藤隆雄著
 (東京新聞出版局:1,500円+税)
 ISBN/ASIN:4808308282
 
 
 
このところ仕事が忙しい上に、秋口なので体調も今ひとつ良くない日が続いている。当然、山には出かける余裕はない。その反動なのか、何冊か続けて山の本を読んだいる。
この本、山の幽霊にはじまり、自然の不思議な力や神秘など、山小屋の主人などから取材した55の話を収録している。雨男は霊感が極端に強い方ではないと思うけど、一度だけ、霊的というか、不思議な体験をしたことがある。

・・・差し障りがあるかも知れないので、どの小山かは伏せておく。ある山の中腹にある小屋横の幕営指定地にテントを張っていた。その夜は異様に暖かく、ちょっと異様な雰囲気がしないでもなかった。2時間ほど眠ってふとめが覚めた。暑くて寝袋に入っていられず、その後もすぐには寝付けそうになかった。そこで、テントの外を覗いて見た。物音ひとつしない静寂・・・満月ではなかったと思うけど明るい夜・・・白い霧のようなものが、幕営地にいくつか漂っていた。濃度にムラのある霧だろうと思って不思議にも思わず、ちょっと幻想的な風景を眺めていた。
テントの入り口を閉め、再び横になった。・・・ふと気が付いた。白い霧のようなものが、テントの中にも入っていた。テント生地がないかのように、すーっと通り抜けて入ってきたかと思うと、そのまま反対側に通り抜けていく・・・。ゴアテックスのテント生地を霧が通り抜けるわけはない。でも、いくつもいくつも、白い物がすーっと通り抜けていった。
特に恐怖も感じなかったので、不思議に思っただけでそのまま眠ってしまった。・・・結局、あの白い霧のようなものが何なのかは未だにわからない。

●いままでに読んだ山の本は「山の図書館・アメダゼ文庫」を見てください。

EDIT

カテゴリ

アーカイブ

Powered by Movable Type 4.24-ja

Copyright

    © 2004~ Rainman Suzuki All Rights Reserved.