多分に外交的な圧力により、アメリカからの牛肉輸入が再開され、市場にも流通しはじめた。20ヶ月齢未満の牛に限定しての輸入解禁だけど、どうやって月齢を確認するのか、危険部位の除去が適正に行われているかを確認する方法がないなど問題が多い。食べるも勝手、食べないも勝手・・・吉野家で牛丼が復活したり、他の牛丼チェーン店では復活しなかったり・・・リスクは消費者自身が判断しろということらしい。
プリオン説はほんとうか?
福岡伸一著
(講談社ブルーバックス:900円+税)
ISBN/ASIN:4062575043
BSE(狂牛病)は、「プリオン」と呼ばれるタンパク質が脳内で異常に増殖することで起きる・・・と言われている。1997年に「プリオン説」を発表したスタンリー・プルシナーは、この業績でノーベル生理学・医学賞を受賞した。だから間違いない・・・といえるのか? ノーベル賞は定説として主流となった学説を後押しするだけで、正しさを裏付けるものではない。
ということで、BSEの原因が本当にプリオンなのかと疑い、検証しているのがこの本。
・・・まあ、プリオン説が正しいのか誤りなのかは別として・・・どういうメカニズムで発症するかは別として・・・なんにせよ、プリオンに汚染された牛肉を食べても平気というわけではない・・・ような気がする。
●いままでに読んだ本は「山の図書館・アメダゼ文庫」を見てください。
