午後も押し迫ってから、上野公園の国立科学博物館(科博)で開催されている日本南極観測50周年記念「ふしぎ大陸 南極展2006」を観に行った。
JR上野駅から上野公園あたりは、平日ながら完全に夏休みの人混み・・・なにかのキャンペーンらしいピカチューのかぶり物を被った子供たちやらが群れていて・・・ちょっと疲れる光景^^; ・・・しかし、いまだ工事中で見た目が冴えない科博は、ちょっと微妙に閑散としていた^^; まぁ、夏休みのイベントは別として、今回の特別展の「南極」というテーマが子供向きではないのかも知れないが・・・。
時間があまりなかったので、駆け足で一通りの展示を見た。映像展示が面白そうだったので、もう少し時間をかけて観たかった、ちょっと残念^^;
展示の前半は探検時代の南極、アムンゼンやスコット、そして日本の白瀬中尉の南極探検など・・・。当時の文献や史料などけっこう面白かった。他は南極からも恐竜の化石が出ているといった展示や、オーロラの疑似体験、タロ・ジロの剥製、日本の昭和基地の設備や装備等々・・・。日本の南極観測隊が収集した隕石の展示などもあったけど、あくまでも切り口が南極であって、天体でも宇宙でもないのでつっこんだ展示にはなっていなかった・・・ちょっと物足りない感じ・・・。
他に目に付いたのは「ドブソン分光計」(写真:下)・・・日本の南極観測隊が現地でオゾン層を観測するのに使っていた分光計。通常は太陽光を使って観測するけど、南極では一日中太陽が昇らない時期がある・・・そんな時期は月明かりで観測し、かのオゾンホールの発見につながった。
実はこのドブソン分光計、以前にも一度出会ったことがある。10年ほど前のこと・・・オゾンホールについてのとある仕事で、筑波学園都市にある気象研究所と東京管区気象台高層気象台を取材で訪れたときのこと。実際に越冬隊員として南極に滞在し、このドブソン分光計で観測を続けた先生方にお話を伺った・・・その折り、研究室の片隅に置かれていた。気象庁が所有者である表示があったから、たぶん、同じものだと思う。・・・でも、もう現役で使われてはいないんだろうなぁ~。文字通りの「博物館行き」というヤツだ。
