2007年1月アーカイブ

2007-01-31.jpg昼間、仕事の空き時間が出来たので、上野公園にある国立科学博物館の特別展「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」を観てきた。
時間制で入場規制を行い、完全入れ替え制の3Dシアターから見学のはじまり。大きな団体と一緒になることもなく、平日なのであまり混雑していなかったので、スクリーン真正面のいい席で観ることが出来た。入場時に配布された偏光フィルタメガネで観る3Dコンテンツ・・・なかなかいい出来だった。それにしても、数千年前のミイラから、ネスペルエンネブウという名前で、どんな人物なのかまで解るとは、文字情報を持つ文明とはすごいものだ。もちろん、当の本人は後に自分のミイラがCTスキャンで調査されるとは思っていなかったことだろうけど。
いつものことながら狭い導線をたどって展示室へ。先ほど3Dコンテンツで観たミイラの実物が展示されていた。人混みの頭越しになんとか展示物を観終えるのに30分以上かかった。それにしても狭い。休日の混雑時はどうなるんだろう?と、要らぬお節介ながら心配になった。
出口前にあるショップが、珍しく充実していた。大英博物館のミュージアムショップで売られている海外の教材なども多く、ちょっと興味をそそられた。・・・風の便りで聞いていた「ミイラ作成キット」(魚などのミイラを作る薬剤などのセット)はなかった・・・がせネタだったらしい^^; とりあえず図録(2,000円)だけは買ってきた。
ちなみに、2月18日(日)まで開催している。

2007-01-31a.jpgこの手の本は、こういう機会に買っておかないとあとで後悔することが多いので、迷わずに買った。まだ買ったばかりでペラペラとめくっただけではあるけど、200ページほどのこの図録が2,000円とは驚き。
良書を安く手に入れることが出来るのは有り難いことだけど、この値段で採算がとれるのだろうか?と心配になってしまう。

そして、しばらくして図録を読むと、もっと実物の展示をしっかり見ておくんだったと後悔することになる・・・展示の前に読んでおく方がいいんだろうな、きっと^^;
そういう予習ができる情報をHPで発信しておいてくれるとありがたいのだけど・・・。

BOOK「いい茶坊主 悪い茶坊主」

iityabouzu-waruityabouzu.jpg いい茶坊主 悪い茶坊主
 立石 優著
 (祥伝社新書:740円+税)
 ISBN/ASIN:439611057X
 
 
 
江戸城を陰で取り仕切っていた「茶坊主」という存在は面白かった。確かに、茶坊主は責任をとらない世渡り上手というような、あまりいいイメージはない。反面、「茶坊主を可愛がり・・・」とか何とかいう言葉があるように、物事をスムーズに進めるために茶坊主のような存在を便利に利用する考え方もある。
しかし、これを現代に当てはめてビジネス書のようにまとめた後半部は余計だったかも・・・。いい茶坊主、悪い茶坊主として例示された人物も、ちょっと違うんじゃないかという気がしたし・・・。でも、筆者が悪い茶坊主の例として上げた人物や集団に対する言いたい放題の批判は、床屋談義レベルとしては痛快で面白かった。

フードフィディズム

関西テレビ(フジテレビ系列)で放送している「発掘!あるある大辞典Ⅱ」のデータ捏造問題が発覚した。・・・やっぱり、こういうこともあったかと思わせる出来事だ。正直言って、この番組は以前から不信感を抱かせる点が多々あった。放送内容をまったく信用しないというわけではないけど、番組に構成方針そのものに不快感を持っていた。
その大きな不快感は「フードフィディズム」とでも言うべき問題。「○○を食べれば、××に良い」という単純な情報を流すことで、視聴者に偏った先入観を抱かせ、食生活や健康管理に悪影響を及ぼしてしまう危険があるということ。例えばこういう事態がありがちだ。
高血圧が心配な中年男性Aさん。家族みんなで「発掘!あるある大辞典Ⅱ」を観ていたら、「○○を食べれば、高血圧の人の血圧が下がった」という情報を知る。もちろん、正しい食生活と適度な運動を行うことが望ましいと放送では言うだろうけど、Aさん一家は「○○を食べていれば、高血圧にならない」と信じ込んでしまう。そして、翌日からAさんは毎日欠かさず○○を食べ続ける。そして、会社の健康診断で「要精密検査」という結果が出たにもかかわらず、「俺は毎日○○を食べているから大丈夫」と思い込んで精密検査を受けに行かない。・・・やがて、Aさんは完全に高血圧になっても病院の診察を受けず、何ら治療も受けない。それではいけないと気付いたときには、救急車で運ばれたあとだった・・・。
さて、この手の情報番組の草分けである「発掘!あるある大辞典Ⅱ」ですらそうなのだから、後発の類似番組はもっと目を覆いたくなるような情報発信を行っていた。今回の捏造問題、フードフィディズムを防ぐという意味では結果的に良い出来事なのかもしれない。もちろん「捏造」は論外だし、他の番組はきっと捏造まではしていないのだろうけど・・・。

BOOK「[新装版]相対論的宇宙論」

soutaironntekiutyuuron.jpg [新装版]相対論的宇宙論(名著復刊)
 佐藤文隆/松田卓也著
 (講談社ブルーバックス:980円+税)
 ISBN/ASIN:406257425X
 
 
 
「名著復刊」と表紙に書かれたこの本、たぶん、旧版を学生時代に読んだはず。なんと、旧版は30年も前に出版されたという・・・。
この本で、著者の一人・佐藤文隆という名前に出会った。以来、いろんなところでこの名前を目にしたことがあったけど、実は昨年、初めて直接お目にかかる機会があった。わずかな時間ではあったけど・・・。もちろん、仕事であったので、こういう思い出などをお話しすることもなかったけど・・・。仕事柄、今まで、いろいろ研究者の方と会う機会があったけど、そのときは今まで以上にちょっと嬉しかった^^;
そして、この本の感想だけど、「やっぱり宇宙論って面白いな」というもの。たぶん、旧版を読んだ学生の頃と何も進歩していないような気がする^^;;

今日は「禁酒の日」

s14.gif いつ、だれが、何のために決めたのかは知らないけど、今日は「禁酒の日」らしい。
 ・・・余計なお世話だ^^;;

ちなみに、1920年の今日、アメリカで悪名高き「禁酒法」が施行された。歴史的にみて政策的な失敗であり、「悪法」と評されているこの法律を範として、どこかのだれかがこの日を制定したのだとすると、その制定者はドアホウに違いない^^;

法令遵守よりも誠実さの欠如

2007-01-12.jpg

BOOK「環境問題の杞憂」

kankyoumondainokiyuu.jpg 環境問題の杞憂
 藤倉 良著
 (新潮新書:700円+税)
 ISBN/ASIN:4106101920
 
 
 
環境問題や省エネなど、このところ身近なところでもやかましく言われるようになってきた。・・・かつての公害問題の時は、その発生源が企業活動に限定されていたため、身近なところで公害防止のために個人が何かをしなければいけないなんて言うことはなかった。それが、地球環境問題になって、家庭からも二酸化炭素排出を減らそうとか、資源ごみを分別しろとか、何かにつけて「エコ、エコ・・・」とうるさいくらいだ^^;
この本、どこかの大学教授が書いたらしいけど、その書き出しで驚いてしまった。・・・日本のふつうの人たちが、「日本の環境が悪化している」と思い込んでいるという指摘に。・・・そんなこと、みじんも考えたことがなかった。大気汚染も改善されたし、川や海もきれいになったし、工場の近くに行っても悪臭はしないし・・・都心のジーゼル粉塵も減った。・・・どう考えても環境が悪化してるなんて思えない。しかし、専門家は、そういう低次元の誤解を解くところから始めないといけないらしい。ご苦労なことだ。
でも、環境問題をあおっているのは一部のマスコミだけではない。政官財学が大騒ぎした結果でもあるのだから、誤解を解く取り組みにも同じくらいの努力を払ってもらいたいものだ。
たとえば、かつて流行語大賞すら受賞した「環境ホルモン」という問題。あれはどうなったんだろう? 横浜市立大の井口泰泉教授などは、「多摩川の鯉が内分泌攪乱物質のせいでメス化している!」と鬼の首でも取ったかのように大騒ぎしていたのに・・・。実際は、上流の下水処理場の処理水に含まれた人間の女性の尿に含まれた女性ホルモンそのものが原因だったと判明したのに、いまは沈黙状態。
さらに、マスコミもぜんぜん報道しない。ジャーナリストの立花隆などは、A級戦犯並みに環境ホルモンについて総括するべきだと思うのだが・・・。

劇場版アニメ「INNOCENCE」

2007-01-05.jpg連日のようにアニメばかり観ている。この劇場版アニメ「INNOCENCE」(2004年公開)は、タイトルに「攻殻機動隊」と付いてはいないけど、昨日観たアニメ映画「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」の続編。最新の作だけに、CGを駆使して作画はかなりの出来。
前作の最後に草薙素子少佐が行方知れずになってしまったため、このアニメの主役はバトー。最後の方で少佐が登場するにはするけど、元の姿のままではなく・・・なんともかっこわるいガイノイド姿。ますます押井守の意固地さが光っているようだ^^;

2007-01-04.jpgこの正月休みはのんびりアニメでも観て過ごそうと思っていたので、アニメ映画「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」(1995年公開)を観た。WOWOWで放送したアニメの劇場版で、つい先日まで存在すら知らなかった^^;
劇場版なので作画もきれいで丁寧に作られてはいたけど、テレビ版に比べて主役の草薙素子少佐の顔が若干異なっていて、馴れるまでしばらく違和感があった。少佐のコスチュームが地味になり、タチコマ君が出てこない、ちょっと淋しい。・・・なんとなく想像すると、監督の押井守が意固地になって、テレビ版で話題になった部分がほとんど削ぎ落としてしまったんじゃないだろうか?^^;

アニメ「遙かなる時空の中で1/2」

2007-01-02.jpg年末にBSでまとめて放送したアニメの録画。遙かなる時空の中で ~紫陽花夢語り」(全2話)と「遙かなる時空の中で2 ~白き龍の神子」(全3話)を通しで観た。通称「はるとき」と呼ばれるらしい。「・・・原作はゲームーで、その後にコミックが出され、OVAとして作られたアニメらしい。しかも、そのゲームは女の子をターゲットにしたものらしく、ヒロインの周りにイケメンの男の子たちがわんさか集まりストーリーが展開する。少女アニメ独特の雰囲気があるのでなじみにくい感じもあるけど、あまり気にしないで観ていられた。
そういえば、最近、この手のアニメがいくつか続いて放送されている。例えば、「恋する天使アンジェリーク」「金色のコルダ」・・・。どれも、コーエーというゲームメーカーが製作している。女の子のアニヲタも、マーケットとして大きくなってきたと言うことだろうか?

アニメ「ふたつのスピカ」

2007-01-01.jpg正月はテレビも面白くないし特にすることもないので、集中的にアニメを観る計画でいた。・・・ということで、元日早々、アニメ「ふたつのスピカ」(全20話)をぶっ通しで観た。これは、BSでまとめてオンエアされたものの録画。オープニングとエンディングは飛ばしていたけど、各話20分として合計6時間40分にもなる^^; ・・・なんだかんだいってNHKのアニメはそれなりのレベルなので、ふつうに面白いアニメだった。
宇宙飛行士になりたいという夢を持った幼い女の子が、夢を叶えるべく宇宙飛行士の養成学校に入学するというお話し。その女の子には「ライオンさん」という幽霊が見え、心の支えとなっている。・・・実際に幽霊が見える子がどの程度いるのかは知らないけど、親でも学校の先生でもない信頼できる身近な大人と話をする機会がなくなった昨今、こういう「ライオンさん」のような存在があれば、イジメ自殺なんかもずいぶん減るんだろうなぁ。・・・もうひとつ言えば、このアニメのヒロインのように明確な「夢」を持っている子供たちって、どのくらいいるんだろう?

謹賀新年 2007

本年も皆様方が楽しくよりよいお酒を楽しまれますように。

去年、ちょっと飲み過ぎたかも知れない。
年初に立てた目標は例年通りに「休肝日120日」。・・・3日に1度は休肝日にしようという目標だった。
とはいえ、目標はあくまでも目標。例年は95日程度の休肝日にとどまり、ここ数年間は100日に満たない年が続いている。・・・待てよ、休肝日を意識しだしてから、まだ一度も達成したことはないのだけど・・・^^;;

実際には85日の休肝日で、目標には大きく届かなかった^^;
理由はいくつかある。ひとつは「カップ酒」収集に力が入り、手軽に飲める気安さからつい休肝日を疎かにしてしまった。そしてふたつ目は、今年は大きく体調を崩すことがなかったということ。風邪で寝込むことも少なかったし、ことのほか喘息の発作も大きなものを起こさなかった。・・・何より健康がいちばんという証だ^^

さて今年は・・・特に変更する理由もないので、やっぱり「休肝日120日」。

本年もよろしくお願い致します。

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