著作権という魔物
岩戸佐智夫著
(アスキー新書:724円+税)
ISBN/ASIN:4048700221
ITバブルといわれるようなベンチャーブームは勢いを失ってきたような感じがするけど、ことネットに関していえば、新しいアイディアで新しいビジネスモデルを創った者が大儲けするという構図は変わっていないようだ。残念なことに、日本ではそうした新しいビジネスモデルがなかなか生まれないようだけど・・・。
日本の古色蒼然とした著作権制度がどうなのかは別として、少なくとも利権の集合体という意味では、いまの日本の政治や経済にマッチした制度なのだろう^^; しかし、何か新しいことを誰かが始めるたびに、著作権侵害として司法の場での判断を仰ぐやり方ってどうなんだろう? IT業界において、違法ギリギリのことをやってセーフだった者が成功するという構図が当たり前になると、経営モラルのないIT企業が生まれ、ライブドア事件のようなことが起きる土壌になってしまうようにも思う。
それにしてもつくづく思うのは、日本という国には大方針というか、未来へのビジョンがどうしてないんだろうか? 政治にそうした進歩的な理念があれば、先に立法措置がとられ、いちいち訴訟で既得権との争いをしなくても済むはずなのだが・・・。
BOOK「著作権という魔物」
rainman (2008年7月25日 20:49)
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