見えない宇宙
理論天文学の楽しみ
ダン・フーパー著
柳下貢崇:訳
(日経BP社:2,200円+税)
ISBN/ASIN:4822283254
何となく印象として・・・文章を書くセンスの違いなのか、あるいは翻訳家の文章力の問題なのか、外国人の書いたこの手の科学ものは読みにくい本が多い。そんな中にあって、この本は実に読みやすい文章だった。・・・だからといって、内容までやさしいかというと、そういうわけではない。サブタイトルの「****の楽しみ」などと、いかにも入門書的な単語にだまされてはいけない^^;
この本は、ダークマター、ダークエネルギーといった宇宙論の最先端をテーマにした本で、わたしのような一般人にも理解しやすい構成で書かれている。いま、論理天文学者たちが頭の中でどんなことを考え、どんな結論あるいは仮説にたどり着いたのか、納得しながら読み進めていける。
しかし、実を言うとわたし自身が常々思っている宇宙論に対する謎は解けなかった。
わたしの思い描く謎とはこれだ。
宇宙論とは、一部の科学者の単なる空想ではないのか?
