世界を制した「日本的技術発想」
日本人が知らない日本の強み
志村幸雄著
(講談社ブルーバックス:900円+税)
ISBN/ASIN:4062576222
学生の理系離れが言われはじめて久しいけど、未だその傾向は変わっていない。その上、世界の工場の地位は中国に奪われた感じで、インドやらブラジルやらがどんどん背後に迫ってきた感じも否めない。
今後の日本は「技術立国」をめざすとか政府はいうけど、特に有効な政策をとっているとも思えない・・・無駄遣いの象徴のように言われる巨大な箱ものが京都に立てられてはいるけど^^;;
この本を読むと、日本の技術的発想のすごさとか、潜在能力のすごさなどに少し自信を回復したような気がする。
しかし、しかしだ、問題はそこだけじゃないんだとも感じた。いまの日本は、企業だけが輸出で儲けて、そこで働く従業員の給料が増えないこと。企業だけが潤い、国民が疲弊してきていることも大問題なわけで・・・いくら、企業が成長しそうな技術や発想を持っているからといって、安心できるわけではないんだよなぁ~。
