空港の大問題がよくわかる上村敏之/平井小百合著
(光文社新書:820円+税)
ISBN/ASIN:4334035549
民主党政権に変わり、日本各地にある赤字ローカル空港が問題視されている。確かに、地方財政が厳しい状況の中、ローカル空港が赤字を出さないに越したことはない。
定期路線が飛ばないのではないかと心配された、かの茨城空港も観光客がわっと押しかけ、活況を呈しているという。コスプレイベント等も開催し、経営的には健闘しているようだ。でも、それでいいのか?
そもそも空港は、航空機が離発着して、旅客や貨物を移動させるためのもので、観光名所でもなければイベントホールでもないんだから。
かつての自民党政権下、国交省は日本各地にこうした採算性を度外視したローカル空港をたくさん作ったけど、これって、もしかして国家戦略だったんじゃないかと思う。正しい・正しくないは別として^^;
韓国仁川空港をハブとして、それにつながるローカル空港という構図。
おかげで、日本各地から飛行機に乗り、仁川で一度乗り換えるだけで、世界中どこにでも行けるじゃないか。
ローカル空港から国内線で羽田に飛び、電車を何度か乗り換えて、あるいは長時間リムジンバスに揺られて成田空港に移動し、長い時間待たされてようやく目的地に向かう飛行機に乗るよりずっと便利だ。
