2010年4月アーカイブ

BOOK「大学論」

daigakuron.jpg大学論
   いかに教え、いかに学ぶか
大塚英志著
(講談社現代新書:760円+税)
ISBN/ASIN:4062880435
  
  
大学で「まんが」や「アニメ」を教える学部ができたと言う話題を最初に聞いたのはいつだろう? かれこれ5、6年前のことだろうか。少子化で学生が減り、希望者は大学に全員入学できる時代が近づいてきてからのことだ。
この本は、そうしてできた新学部で教鞭を執る著者の体験的な話しから、副題にある大学で学ぶことを意味を考察している。内容は至極納得のいくもので、大学教育に関すること以外に、メディアについて、表現について、表現する方法についてなど、ほぼすべての内容に異論はない。
でも、書名が「大学論」であるにも関わらず、大学とは何か、大学がこのままでいいのかなど、根本的な部分の考察がない。大学全入の時代に、大学が変わらなくてもいいのか? 旧態依然としたアカデミズムに変革の必要がないのか? 私にはこんな疑問がつきまとうのだが・・・。
だから、この本の読んで、書いてあることのほぼすべてに賛同していながら、どうしても著者に向けてのひとつの意見を投げかけたくなる。
『世の中には、専門学校というものもあるんだよ。専門学校の役割じゃないの』と。

TOKYO SKY TREE 356m

2010-04-26tokyo-sky-tree.jpg仕事で上野に出かけた。打合せ先に向かう途中、露地を通して工事中の東京スカイツリーが見えた。この前、同じところに打合せに来た時は気が付かなかった。
東京スカイツリーのHPには、現時点での高さが表示されている。少し前のニュースで東京タワーを追い抜いたと伝えていたけど、既に350mを超える高さになっていた。
それにしても、この不況下、テレビのアンテナ工事だけはしばらく好況が続くようだ。今住んでいるマンションも地デジ対応したばかりだけど、それなりの費用がかかったはずだ。
そして、この東京スカイツリーが完成し、供用を開始する時には、アンテナの向きを変更しないといけなくなる。当然、アンテナ工事業者はまた大忙しになる。
しかし、今住んでいるマンションは、東京タワーと東京スカイツリーを結んだほぼ直線上にある。たぶん、アンテナの向きはそのままでいいはずだ。
2010-04-26shimoyajinja.jpg

仕事で上野に出かけたら、下谷神社前という交差点があった。当然、近くに「下谷神社」があるわけで、喘息っぽい状態なのであまり歩きたくはなかったけど・・・ついでなのでお参りをしてきた。境内には、微妙な人が何人かごろごろしていて、上野らしさを感じさせたというか・・・^^;; 
もうじき下谷神社の大祭があるらしく、飾り付けの準備が何となく始まっていた。
どんなご利益があるのかわからなかったので、目下の最重要祈願である「体調が良くなりますように」とお祈りした。しかし、頓服のような効き目はなかった^^;


より大きな地図で神様仏様を表示

BOOK「室町の王権」

muromachinoouken.jpg室町の王権
     足利義満の王権簒奪計画
今谷明著
(中公新書:760円+税)
ISBN/ASIN:4121009784
※古本屋で購入(160円)
  
  
たまに利用する古本屋のサービスポイントが時効になりそうだったので、適当に目に付いた本をあわてて購入した時の1冊。印象としては、予想以上に面白い本だった。
かねてから日本の天皇制には不思議なものを感じていた。どうして長い歴史の中で、ここまで続いてきたのか。
天下を狙う人たちが、天皇を倒すことを考えず、天皇に認められることで天下を取ると言うような考えは、世界中見ても日本にしかないんじゃないだろうか?
かつてのタイ国のクーデターでは、国王に認められるとクーデター成功、認められなければ失敗という感じがあったから、ちょっと似た感じもしたけど、今のタイ国内の混乱を見ると、国王の影響力はかなり弱まった感じがする。
日本の天皇制とはやはりどこかが違うのだろう。

BOOK「空港の大問題がよくわかる」

kukounodaimondaigayokuwakaru.jpg空港の大問題がよくわかる
上村敏之/平井小百合著
(光文社新書:820円+税)
ISBN/ASIN:4334035549
  
  
民主党政権に変わり、日本各地にある赤字ローカル空港が問題視されている。確かに、地方財政が厳しい状況の中、ローカル空港が赤字を出さないに越したことはない。
定期路線が飛ばないのではないかと心配された、かの茨城空港も観光客がわっと押しかけ、活況を呈しているという。コスプレイベント等も開催し、経営的には健闘しているようだ。でも、それでいいのか?
そもそも空港は、航空機が離発着して、旅客や貨物を移動させるためのもので、観光名所でもなければイベントホールでもないんだから。
かつての自民党政権下、国交省は日本各地にこうした採算性を度外視したローカル空港をたくさん作ったけど、これって、もしかして国家戦略だったんじゃないかと思う。正しい・正しくないは別として^^;
韓国仁川空港をハブとして、それにつながるローカル空港という構図。
おかげで、日本各地から飛行機に乗り、仁川で一度乗り換えるだけで、世界中どこにでも行けるじゃないか。 ローカル空港から国内線で羽田に飛び、電車を何度か乗り換えて、あるいは長時間リムジンバスに揺られて成田空港に移動し、長い時間待たされてようやく目的地に向かう飛行機に乗るよりずっと便利だ。

喘息の当たり年

三寒四温などという表現で春の気候を表現することがあるけど、今年の春の気候は異常すぎる。

今年は2月中旬頃からずっと喘息っぽい体調で、低空飛行が続いていた。喘息の発作というほどひどくはないのだけど、かかりつけの病院まで歩くことを考えると、家で安静にしている方がいいのではないかという微妙な体調。
しかし15日の朝、明らかな発作を起こした。この規模の発作は7年ぶりのこと。
昼間、いつも使っているネオ・フィリンの点滴を受けたけど、症状が改善せず、夜になって再び近所の病院に転がり込んだ。・・・幸い病室にベッドの空きがあったので、2晩入院してどうにか動ける程度に快復した。

この異常な気候が、GHGによる気候変動の一環であるなら、また来年も似たような感じになるのだろうか? 何か対策を考えておかなければ・・・。

BOOK「きみとぼくの壊れた世界」

kimitobomunokowaretasekai.jpgきみとぼくの壊れた世界
西尾維新著
(講談社ノベルズ:880円+税)
ISBN/ASIN:4061823426


西尾維新の人気シリーズの第一作。
「セカイ系」と呼ばれる作品の代表作のように言われるので、試しに読んでみた。・・・まあ、セカイ系だからどうということはないのだけど、別に違和感なく読めた。
しかし、それにしても・・・老眼が出始めた目では、どうにも読みにくい本だった^^;

碑文谷公園(東京都目黒区)

暖かい陽気に誘われて碑文谷公園まで散歩に出かけたものの、あまりの暑さに大汗をかいてしまった^^; でも・・・あまり多くはない桜は盛りを過ぎてはいたけど・・・桜の下で缶ビールを飲んで、何となくいい気分だった^^

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円融寺(東京都目黒区碑文谷)の桜

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天気がいいので、散歩がてら円融寺(東京都目黒区)に出かけた。

節分の豆まきに、貴乃花親方などが来るので、テレビのニュースなどで名前は知っていたけど、お参りに来たのは今回が初めて。予想していたより広い境内だった。
仁王門と釈迦堂の間にある「しだれ桜」が有名らしいけど、今年は風で花が飛ばされ、ぜんぜんダメダメの年とのこと。
それでも、阿弥陀堂の裏から東門の間の桜は満開だった。

ついでに、すぐ近所の碑文谷八幡の桜も見たかったけど、腰が痛くなったので諦めた^^;

BOOK「新本格魔法少女りすか」

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新本格魔法少女りすか
西尾維新著
(講談社ノベルズ:880円+税)
ISBN/ASIN:4061823817
   
    
西尾維新の「りすかシリーズ」の第一作。かなり人気のあるシリーズだと思うけど、個人的にはあまり楽しめなかった。
その理由としては、作品の問題はわずかで、大半の理由はこの本の物理的な問題。というか、編集の問題。・・・この小説の担当者個人の問題ではなく、たぶん、講談社ノベルズの初期設計の問題だと思うが・・・とにかく読みにくい。
新書サイズで上下2段組。活字は一般の新書よりやや小さめで、行間がかなり狭い。遠目に見ると、各自の密度が高く、かなり読みにくい。まして、老眼のはじまった目では、かなり読むのが厳しい^^; まあ、私のような読者は想定外・・・と言うことなんだろうなぁ。

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