イタイイタイ病の記憶松波淳一著
(桂書房:2000円+税)
ISBN/ASIN:4905564506
※図書館で借りた本
(もっと新しい増補版があるはず)
仕事の資料として読んだけど、いろいろと考えさせられた^^;
日本は、いまでこそ環境立国とかなんとか言っているけど、こういう公害病など多くの犠牲の上に環境技術があるんだと言うことを忘れてはいけないと思う。
このイタイイタイ病は比較的うまく推移していったケースだろうけど、明治時代にはじまるこの公害病が今なお完全に解決したとは言えない状況だ。
たまたまだけど、昨日、水俣病の犠牲者慰霊式に出席した鳩山首相が正式に謝罪したというニュースがあった。いつの時代でも、いちばん感度が鈍いのは政治と行政なのは変わりがないんだろうなぁ。
日本のこうした公害病克服の経験は、世界に役立てられる貴重な経験だろうし、いま日本がもつ環境浄化技術や公害病治療の医療技術も貴重なものだ。きっと、急激に経済成長を続ける国々や、資源を輸出することで成り立っている後進国に役立つに違いないと思うけど、他の国で公害病が発生したという報道を寡聞にして聞かない。
マスコミはちゃんと取材しているんだろうか・・・?
