新聞消滅大国アメリカ鈴木伸元著
(幻冬舎新書:760円+税)
ISBN/ASIN:4344981690
テレビやインターネットに押され、さらに最近の景気後退のせいで、アメリカでは新聞が危機的状況に追い込まれている。3年後には日本も同じ道をたどると、著者は煽っているけど・・・まあ、日本も同じ流れではあるだろうけど、3年後というほど近い将来の話しではないだろう。
そもそもアメリカの新聞は広告収入にのみ依存して成り立っていた。家庭まで配達しない駅売り、コンビニ売りが中心で発行部数が少ないし、日本のように購読料という収入をあてにできない状況だった。だから、不況で広告が減ると経営的に打撃を受けやすい。
それに対して、日本の新聞社は購読料という収入があるから、まだ打撃は小さい。
でも、まあ、流れはそういうことなんだろうなぁ。日本の新聞購読数だって減少傾向にある。讀賣新聞のように、いまだにヤクザ者の拡張員を使って必死に購読数の目減りを押さえている新聞もあるけど、若者の新聞離れに加えて、他の媒体の攻勢もある。私も年を取って、政治や経済が面白いと思うようになってきたけど、逆比例的に新聞はつまらないと感じるようになった気がするし・・・。
