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「風神雷神図屏風」は、江戸時代初期に活躍した俵屋宗達(たわらや・そうたつ)の代表的な作品です。
この「風神雷神図屏風」は、鎌倉時代の「北野天神縁起絵巻」をモデルとして描かれたとされていますが、躍動感みなぎる大胆な構図、そして風袋(ふうたい)をもった風神に顕著にみられるユーモラスなポーズと表情に、宗達のオリジナリティを感じさせます。
現在に伝わる「風神雷神図屏風」は、その名のとおり「風神」と「雷神」をそれぞれ描いた二双の屏風です。しかし、本来の「風神雷神図屏風」には、「風神」と「雷神」の間に描かれた第三の屏風が存在します。それが、雨降神社の御神体として奉られる「雨神」です。

(俵屋宗達作:国宝)

(伝俵屋宗達作)

(俵屋宗達作:国宝)

【解説】
金屏風に臆面もなく、大胆不敵に「相合い傘」を描く図太いばかりのユーモアは、まさに俵屋宗達ならではの傑作です。「オレ」が宗達自身を指すことは間違いありませんが、俵屋宗達に関する細かな伝記は伝わっておらず、となりに描かれた「ふーちゃん」が誰なのかは謎に包まれています。
また、「やりてー!」からは、円熟期に達した宗達が溢れ出る才能と創作意欲を持て余し、呻吟する苦悩が忍ばれ、文化史的にも高い史料といえます。
「東二中3年1組小林」は、宗達の周辺にいた人物と推測されますが、まだ人物の特定にはいたっていません。「ぐるりん参上」「バーカ!」に関しては、まったく手がかりすらなく、今後の研究が待たれます。


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