【解説】
金屏風に臆面もなく、大胆不敵に「相合い傘」を描く図太いばかりのユーモアは、まさに俵屋宗達ならではの傑作です。「オレ」が宗達自身を指すことは間違いありませんが、俵屋宗達に関する細かな伝記は伝わっておらず、となりに描かれた「ふーちゃん」が誰なのかは謎に包まれています。
また、「やりてー!」からは、円熟期に達した宗達が溢れ出る才能と創作意欲を持て余し、呻吟する苦悩が忍ばれ、文化史的にも高い史料といえます。
「東二中3年1組小林」は、宗達の周辺にいた人物と推測されますが、まだ人物の特定にはいたっていません。「ぐるりん参上」「バーカ!」に関しては、まったく手がかりすらなく、今後の研究が待たれます。
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