2008年08月02日

高野連の不思議

2008-08-02.jpg今日、甲子園で第90回全国高校野球選手権が開幕した。つい先日、部員が強制わいせつ事件を起こした桐生第一高校が出場している。どういうことだ? かつては、野球部員でもない生徒が暴力事件や万引きなどの事件を起こしただけで出場停止になっていたはずだが。
たしかに、当時から野球部員でもない一般の生徒が不祥事で出場停止になるのは可哀相だという意見はあった。しかし、高野連は「高校野球の教育的使命」「チームプレイとしての連帯責任」とか何とかの理由をこじつけて、出場を認めていなかった。つい一昨年前の春、駒大苫小牧の3年生が卒業式の日に飲酒・喫煙をしたことで春の選抜に出場できなかったではないか…。
今回の桐生第一の事件は、レギュラー選手ではないものの、現役の2年生野球部員が起こした事件。しかも、強制わいせつという歴とした刑事事件だ。ハッキリとはしていないけど、付近では同じような事件が複数回続いていたというから、もしかしたら余罪がたくさんありそうな感じもある。もしかしたら、婦女暴行未遂に問われるかもしれない。にもかかわらず、桐生第一が出場できるとは・・・高野連は高校野球の「教育的使命」を放棄したということなのだろうか。出場を辞退しない高校も高校だけど・・・。
中高生がバスジャック事件を起こすような時代だから・・・時代とともに基準は変わるのかもしれないけど、今後、高野連はいったいどんな基準で出場停止の処分を行うのだろう?

さて、飛行機とヘリコプターまで飛ばして演出した始球式と、強制わいせつ事件校出場という汚点に彩られた第90回目の記念大会。何の罪もない高校球児たちには熱戦を期待したい。もちろん、出場停止を決める権限も、出場辞退を決める権限もなく、針のむしろ状態で出場している桐生第一の選手たちも含めて。

投稿者 rainman : 2008年08月02日 11:28
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