蕎麦屋酒
ああ、「江戸前」の幸せ
石川 修著
(光文社新書:720円+税)
ISBN/ASIN:4334032362
まあ、まっとうなそば屋で天ぷらや板わさなんかを肴に、昼間から一杯というのは悪いものではない。しかし、そういう楽しみが似合うそば屋が少なくなってきているような気がする。
そもそも、ダメなそば屋は「日本酒」という品書きだけで・・・糖類添加の三増酒かなにかわからない質の悪い日本酒しかおいていなかったりする。さらに、流通の過程で、「煮酒」という料理酒として、三増酒を意図的に仕入れている場合や、逆に押しつけられている場合があって、それを平気で出しているんじゃないだろうか? そういうそば屋の節操のなさが三増酒をはびこらせる背景になっているし、同時にそば屋自体の品格を下げる一因になっているんじゃないだろうか。