石の宗教五来 重著
(講談社学術文庫:1,000円+税)
ISBN/ASIN:4061598096
庚申塔のように、道ばたに立っている石碑について、むかしから疑問があった。というのも、私は北海道に生まれ育ったので、自分自身に原風景にはこうした石碑はない。・・・雪だるまはあっても^^;
それと並行して、「神道」とは何かという疑問も、まねてからずっと思い描き続けている。
・・・この本を読んで、まだすっきりとはしていないけど、なんとなく神道や仏教以前の、日本に古来から伝わる「民間信仰」という存在が見えてきたような気がする。
それにしても・・・東北や信州などを歩くと、道祖神や庚申塔、お地蔵様なんかが町中や町はずれに立っていて・・・自分とは関係がないけど、これが日本人の原風景なんだと思わずにはいられない。
さらに、京都や奈良を歩くと、いたるところに正体不明の巨石があったりして、歴史に対して好奇心を刺激される。
この本でも解説されている「亀石」などにも、以前、行ったことがあるけど、ホントにごく普通の民家の隣にあったりして・・・歴史の古い地域はすごいなと感心した。・・・北海道に歴史はないという意味ではないけど、日本という文化でいえばということ。
都内にも庚申塔や馬頭観音などが点在しているけど、失われてしまったものも多いんだろうな・・・。


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