■雨男の安全策
 
2.視界の不良

●道に迷う危険が増大。
雨や霧、雪などによって視界が悪くなるのはもちろんですが、悪天候下では足元を見て歩くことが増えるため、知らず知らずにルートを外してしまうことがあります。
また、雨や雪による直接的な視界不良だけでなく、メガネが曇ったり、吹き付けた雨に思わず顔をそむけたりした瞬間に、足元を踏み外すこともあるので注意が必要です。歩きながらメガネを拭くのは止め、焦らず立ち止まって拭くにこしたことはありません。

●対処法
定期的に視界の許す限りルートをよく確認し、不安な場合は面倒臭がらずに地図で現在地点を確認した方がいいでしょう。
万一、ルートから逸れてしまったときに、元いた地点に確実に戻るためには、たまに振り返って反対向きの景色を記憶しておく方法があります。目的地に向かって歩きながら、特徴的な樹木や岩、地形などを記憶したつもりでいても、逆行したときには全く違って見える場合があるからです。
同様に、岩にペンキでマークされたルートでは、前方にマークが見えない場合、一度立ち止まって後ろを振り返ってみましょう。反対方向へ向かう人のためのマークが近くにあれば、ルートを外れていないことがわかります。雨や霧には、意外と細かな密度のムラがあって、しばらく見つめているとなんとなくマークが見えるときがあります。あせらず、慎重に行動するように心がけましょう。
樹木に付けられたリボンやテープには注意が必要です。踏み後が多く、迷いやすい夏道に付けられていることもありますが、リボンやテープは基本的には冬(積雪期)のルートを示すものです。状況によっても異なりますが、方角的に間違いがないことを確認するくらいの意識で参考にするべきかも知れません。もちろん、夏道と冬道が同じであれば、充分役に立ちます。


[BACK][NEXT]