■カッパ(レインウェア)

●雨男にとって、カッパは一種の制服です
私は着るシーズンに合わせて、ふたつのカッパを持っています。ひとつは夏山用のTHE NORTH FACE。もうひとつは残雪期や秋山・冬山用のICI石井スポーツオリジナルのカッパです。

◆夏山用レインウェア(THE NORTH FACE)
わたしは大汗かきなので、山登りをするという自覚のないうちから透湿性素材のカッパを購入しました。透湿性素材の代表は「ゴアテックス」ですが、最初に購入したのは、東レの「エントラントHP」製のレインウェアでした。
透湿性ということではいい性能だったと思いますが、度重なる雨に打たれてズボンの方が泥だらけになり、洗っても汚れがとれなくなってしまったので、とうとう買い直す決心をしました。
その頃は、本格的に山を登ると意識したので、ゴアテックス製のTHE NORTH FACEを購入しました。すべての登山入門書には、まるでデュポン社の宣伝のように「ゴアテックス」と連呼されていたので、迷わずゴアテックス製を選びました。しかし、特にゴアテックスだからということで、性能が上がった感じはありません。
THE NORTH FACEはメジャーなブランドなので、山ですれ違った人が同じカッパを着ていることもあります。特に「雨男」として目立ちたいという自己顕示欲もないので、周囲にとけ込む役に立っています。

◆秋冬山用レインウェア(ICI石井スポーツオリジナル・PAINE)
夏山用とどう違うかといえば、インナーが厚くなるのでサイズが違います。当然、夏山用より1サイズ大きなものです。もちろん、ゴアテックス製です。また、積雪期は尻セードで下ることも多く、ベースの生地のしっかりしたものを意図的に選びました。そのせいで、このレインウェアは、ひとり用のテントと同じくらいかさばります。
このレインウェアは、他の人が着ているのにほとんどであったことがありません。内心、あのカッパを着ているヤツが「雨男」だと後ろ指を指されそうな気がしています。

◆ポンチョ
実は、ポンチョも持ってはいますが、一度も山に持っていったことがありません。稜線上で、足元から雨が吹き上げてくるような状態では、絶対に使い物にならないのがわかっているからです。
以前、ポンチョの頭の部分に丸めた古新聞を入れて、大きな照る照るボウズを作ったことがあります。しばらく、ベランダの窓に吊るしておいたのですが、はっきりした御利益がないまま、ホコリが積もってきたので、結局引き出しの奧にしまい込んでしまいました。


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