■濡れた衣類の乾燥

●とりあえず衣類だけは「着干」で乾燥させる
濡れた衣服を乾燥させるには、テントの中を温かくして着干するのがいちばん確実です。ザック内の衣類が濡れたときは、重ね着して着干します。下山後の着替えが汗くさくなるのがイヤであれば、着干する間だけ着替えて乾かすしかありません。
カッパやザックカバーを干すかどうかは、翌日の天候次第です。わたしの場合、翌日も雨が降り続くときは、あえて乾燥させようなどとは考えません。ザックカバーにくるんで、テントの前室に転がしておきます。もし、翌日の天気が回復しそうなときは、タオルで雨水を拭き取って、朝までテント内に適当に広げておきます。
ザックやその他の装備を乾燥させるには、テントの空いたスペースに広げておくか、細引きで吊るすしか方法がありません。しかし、山中は気温が低く、雨天時は湿度も高いため、乾きはよくありません。わたしは衣服以外の濡れは、ほとんど乾かすことすらあきらめています。
それでも、細引きが張れるようにテントの内部四隅に接着剤で小さなループを付けています。これは、濡れものを干すというよりも、テント内のスペースを有効に使いたいという目的で使っています。ヘッドランプは頭の近くにぶら下げておきます。翌朝、最初に身につけるシャツや靴下も吊るしておきます。少しは乾いているかも知れませんし、どこに転がったのか分からず探すこともなくなります。
最終日であれば、シュラフとシュラフカバーの間にはさんでおくと、それなりに乾きます。ただし、シュラフがそれなりに湿っぽくなるので、下山後にしっかり干さないと大変なことになります。


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